菊水賞はマジックカーペットが出遅れからまくり圧倒する内容だっただけにブレイヴコールまで１馬身１／４という着差以上の力量差があった。一方で、逃げて前受けしてブレイヴコールの方も３〜４角は外からポッシビリターズら数頭からインに押しつけられるプレッシャーを受けており、強めのメンタルと一定の地力がなければ外連味なく敗れて当然の展開を跳ね返して粘り込んでいる。３着以下とは逆転の難しい壁があるとみる。一方、前走のＡ・Ｂ混合特別戦では逃げて前受けし、マジックカーペットのマクリ進出をまともに受けて立っている。もともと筋肉質なパワー型で、スタミナの要求される前受けは不向き。結果跳ね返されてぱったり止まってしまったが、着差を額面通り受け取れない。漁夫の利を得る形で２着に浮上したジンバイッタイとのアトサキは十分逆転が可能だ。
※システムの都合で△以下、印を×注とつけ分けていますが、同格に扱っています。すべて△と見ていると受け取ってください。