大井外回りコースの1700ｍ戦。全馬にとって初の経験となる。１コーナーまでは先手争いはけっこう激しい。内枠で先行できる馬は有利かと思いきや、過去５年では８枠有利の傾向。３着までの馬券圏内でいえば８枠の占有率40％にもなる。人気に関わらず馬券には８枠の馬を入れておいたほうがよさそう。

　走破タイムはその年によってガラッと変わる。近５年でも高低で３秒以上違うので、メンバー次第というところだ。能力のある先行馬がいると速くなる傾向になるといえるだろう。

　馬場傾向は良〜重までなんでもあり。火曜日の雨の影響だが、火曜時点で稍重開催なので同じ稍重くらいだと見ておきたい。実際、２桁人気馬が馬券に絡むのは重馬場のときのほうが顕著。２年前の稍重時でも13番人気フラットライナーズが２着になっているので、今年も１頭は人気薄が絡んでもおかしくない。

　ただ例年１着になっているのは、過去10年でいえばほぼ１〜３番人気の馬。ネット競馬のタイム指数でいえば、だいたい例年指数90くらいが勝馬のレベルになる。

　軸にするのは人気サイドで、相手に中位人気を入れていくのが正攻法に思う。堅くいくならば人気馬からの馬連や馬単。しかしせっかく稍重程度の荒れ期待馬場になるのであれば、人気薄も絡めての３連複で高配当に期待してみたい。

　軸は◎ヒガシウィルウィン。２走前『全日本２歳優駿』ではＪＲＡ馬２頭とローズジュレップに離された形になったが、前走『ニューイヤーカップ』での差し切りは圧巻。鞍上も森泰斗で期待感は十分だろう。相手は先行力ある○ローズジュレップ。２頭ともタイム指数でも数字が良い。

馬券は◎単複と◎○軸の組み合わせ３連複で中配当を狙う。