【全馬評価あり】能力より人気がないのは魅力!船橋に変わることで走りも変わる!
<予想>
◎:ヤマノファイト
船橋替わりは魅力
○:タービランス
去年と同じだけ走れば
▲:サルサディオーネ
左回りの単騎逃げ魅力
△:マイネルバサラ
相手強化も距離延長歓迎
☆:ベンテンコゾウ
スタート不安はあるが外枠なら
<展開>
逃げたいのは、サルサディオーネ、コパノチャーリー。
行ければ行くのが、ベンテンコゾウ。
コパノチャーリーは行き脚が遅くなっていて、ベンテンコゾウはスタートが下手になってきているので、サルサディオーネが主張してハナが濃厚。
それに続いて、コパノチャーリー、ベンテンコゾウ、マイネルバサラ、タービランスあたりが追走。
ハナ争いにはなりそうになく、ハナを取ってからペースは落とせる可能性が高い。前半やや遅めからのロングスパート勝負を想定。
<予想詳細>
本命は、ヤマノファイト
前走の報知オールスターCは、外枠から押して位置を取りに行ったが、意外と出して来る馬が多くて中団の外から追走。
向正面でのペースアップについて行って、コーナーで少し遅れてしまったが、直線で盛り返しての6着。
コーナーに入る所の減速で離されてしまって、コーナーリングの差が出てしまった印象。内枠で好位が取れていたら、結果は変わっていたと感じる内容だった。
今回は、船橋に替わるのが大きな魅力。
船橋の重賞は使っていないが、5走前のオープン特別短夜賞がかなりの好内容。
このレースは、前半やや遅めの流れから残り800mのロングスパート勝負で、チャイヤプーン・エピカリス相手に5馬身差の完勝。
時計的にも、同条件の19年報知グランプリC(1:53.2)より速い時計(1:52.9)で勝っている。
浦和記念6着や前走の走りから状態はいいし、能力より人気にならないレースになると思うので積極的に狙いたい。
対抗は、タービランス
前走の報知オールスターCは、少し出して位置を取りに行って内の3番手から追走。
オールブラッシュが動いても、内でじっとして向正面に入ってから外の馬と一緒に進出。最内でロスなく走って、直線で1頭分外に出して前に迫ったがハナ差2着。
3番手にいた集団の中で、一番ロスなくスムーズに運べたので2着まで持って来た。内枠で恵まれたレースだった。
今回は、船橋1800mに替わるのはプラス。
去年のこのレースでは、平均ペースで逃げていたディアデルレイを直線で内から差して2馬身差で勝利。
18年の柏の葉オープンも勝っていて、船橋の持続力が問われる後半減速ラップの流れは得意。
2走前の休養明けの門別が案外の走りだったが、前走の走りなら衰えは無いので、連覇できる走りはできていいと考えて期待する。
対抗にしたのは、去年よりメンバーが揃っているのと本命馬の船橋適性・人気に魅力を感じるから。
単穴は、サルサディオーネ
前走は、TCK女王盃に使ったが、2番手から追走して失速。
苦手な右回りでペースが流れて逃げられない競馬では、失速は仕方ない。
去年のBSN賞を逃げてハナ差2着があり、その後は左回りを求めて無謀な牡馬相手の東京1400mの自滅ローテ。そして、右回りで逃げられない前走。
ここ3戦は、走れない条件に走らされている。
今回は、得意の左回りになって、大外から出して行って逃げる競馬ができる可能性が高いのは大きなプラス。
船橋は、逃げられなかった18年クイーン賞を2着で粘っていて、ここで勝負できる時計で走っている。
スパーキングレディーカップ2着時に騎乗している岩田騎手が騎乗するのも魅力で、一変していい条件なので単穴評価に。
4番手は、マイネルバサラ
前走は、中団やや前から追走して、直線で外に出すと1頭違う脚で突き抜けて3馬身差完勝。
オープン特別で相手が楽になったのと移籍2戦目の良化もあって、強い内容だった。
この馬は、浦和記念を勝って、ダイオライト記念3着できるような持続力を生かして長く脚を使うタイプ。
相手がかなり強くなるが、川崎から船橋に替わるのはプラスになるはず。
※前走は、コーナーで緩む流れが合わないと考えていたので、直線で1.8秒加速するレースを勝ったことにビックリした。
勝つイメージは浮かばないが、好位〜中団やや前の内でじっとしてスムーズにさばけたら馬券圏内争いに加われていいと考えて相手に。
5番手は、ベンテンコゾウ
前走は、少しスタート出遅れたが、押して出して行って2番手から追走。
3コーナーで外からリッカルドが並びかけてきたので、押し出されて先頭。直線に入ってリッカルドと追い比べになって、ラスト100mでじわじわ差を広げて1馬身差で勝利。
2走前は、出遅れて差す競馬になってリッカルドに5馬身差で負けたが、前で競馬したことで持続力を生かして押し切った。
この馬は、前に行って持続力を生かしたいタイプ。
ただ、近走スタートに安定感がなく、2,3走前は出遅れて差す競馬になっている。
この相手に差す競馬になってしまったらノーチャンスになるが、外枠に入れたので前走くらいの出遅れなら好位外から追走して馬券圏内争いに加われていいので相手に押さえる。
※以下は、買わない馬の評価。
ジョーストリクトリ
移籍後は重賞ばかり使われで、全て完敗。芝で勝ち上がった馬で、ダート適性がない。
コパノチャーリー
衰えからか前に行けなくなっているので、好位から勝負所で失速する内容が続いている。
2,3走前の内容は悪くないので、相手が楽になることで力が出せる可能性があるが、逃げがベストとハッキリしているので逃げられない競馬では期待しずらい。
基本割引の地方移籍初戦と言うのもあり様子見。
ミキノトランペット
1年の長期休養で、全く別馬の内容で走っていて、好調時の走りとは程遠い内容。前走も8.0秒差負けで、良化は期待できない。
バンズーム
前走は、小頭数のレースで着拾いの乗り方で、ロスなく走ったのがハマっての3着。明らかに衰えが出ている馬なので、重賞で馬券圏内争いできる走りはもうできない。
ハクサンルドルフ
芝でオープンまで勝ち上がった馬で、地方に移籍したがダート適性がない。回ってくるだけになっている。
オールブラッシュ
前走は、川崎記念だったので道中で先頭まで出るようなことはできずに、中団から回ってきて終了。
行き脚が付かなくなって前に行けなくなっているので、報知オールスターCのような道中で緩むところで動きたい。ただ、船橋1800mでは一定ラップで流れるので、この馬の脚では進出するのは無理。
行き脚が付かなくなってスタートから前にけない現状では、もう少し距離がないと重賞では厳しい。
アルタイル
気性的に問題がある馬なので、前走は1200mを試してみたが後方から回ってきただけ。
ここ3戦サッパリで、4走前のオープン特別勝ちの走りをしても掲示板も厳しい相手。1800mの持続力が問われる条件は悪くないのだが、今の走りでは期待できない。