【大井11R】帝王賞　Jpn1（ダ2000m）

想定ペース：ミドル
想定逃げ馬：インティ
想定番手馬：スーパーステション


◎5　オメガパフューム
◯1　チュウワウィザード

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◎オメガパフューム
この馬の不得手な条件は「左回り」「マイル以下」の2点。
3番人気で10着と大敗したフェブラリーSは、この不得手条件が2つとも揃っていたレース。
左回りではチャンピオンズC、青竜Sでも負けているように、コーナリングにクセがある点がかなり影響している。
マイル以下の距離だと追走区間のラップが速すぎて脚がたまらず、上がり36秒台をマークしていても、ポジションが悪くなっているせいで届かないという結果につながっている。
今回は「右回り」「2000m」で、昨年末に東京大賞典を勝ったときと同じ舞台。
右回りの前走が3着だったことで、若干オッズ的に信用されていないムードになっているが、その前走は中盤がスローの後半4F勝負のラップ。
ただ後半4Fでラップが速くなった地点がかなり手前だったことで、4コーナー出口では先頭に立つほどのタイミングで仕掛けたこの馬は「動くのが速すぎた」という負けて強しの内容。
斤量も59kgを背負っていたこともあり、先着されたチュウワウィザードを逆転する可能性は高い。


○チュウワウィザード
前走の平安S勝ちで、デビュー以来11戦連続で3着を外していないという安定っぷり。
その前走は、ペースアップが速すぎたオメガが動いたところでやや反応の悪さが出たことが結果的に有利になったという内容だった。
とは言え、2400m、2500mをしっかり走れるスタミナと持続力があってこその末脚だったことは事実で、初出走となる大井2000mでも十分に勝負になる馬ではある。
直接対決が1度しか無いオメガとの比較では、道中のラップの緩急が大きい流れに対応できる点でこちらが上回っている他は、ラップの厳しさ、持続力ともにオメガのほうが上。
上がりの速さはほぼ互角なので、1600mを2回続けて使ったインティがやや行きたがる速めの流れになると、オメガに先着するのは難しいのではないだろうか。


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