〈見解〉

直近の1600m戦の中でも屈指のハイレベル戦となったのが2/4のヴィブエアー戦で、出走馬の次戦を見ると

 

1着ヴィブエアー→B3連勝（0.7差圧勝）

2着サラサグッドワーク→B2混合3着

3着カナールショウヘイ→B3連対

 

7着ビックランサー→B3勝ち上がり

 

 

◎エンジェルリッター

 

 

そのハイレベル戦で「半年振り」「大出遅れ」「コーナー負荷高いラップで大外捲り」と厳しい要素が揃って9着の同馬は巻き返しを期待できる1頭。

 

2走前も当時の外差しバイアス×コーナー緩むラップでインに突っ込む利のない形ながら強烈に差し込んで4着と負けて強し。

 

前走はそもそも800mの時点で追走力不足な上、レコードまで0.3差に迫る超高速決着だったので完全に度外視。

 

今回はおそらくペースを握るのがヒノデミッチーになるが、同馬のペースメイク下では5走前2着、2走前負けて強しの4着と安定して好走しており、近走では最も走りやすい条件が揃ったここは突き抜けるシーンを期待したい。

 

 

○タマノフィオーレ

 

 

前述のヴィブエアー戦5着馬で、テンから雁行して中盤負荷もかかる厳しい展開だった点を踏まえても文句なしで優秀。

 

前走もイン死馬場×ハイペースのイン3を追走し、落ちてきた逃げ馬を捌けず後退したものなので見直し可能。

 

C1時代に示した脚力や走破時計は優にB3勝ち上がれる水準であり、近走の敗戦で多少人気に翳りが見られるここは妙味的にも買いの一戦。