◎テンカジョウは4戦3勝とはいえ、まだ3勝Cの身であり、今回は休み明け。地方交流競走はもちろん、左回りも初めて。すべて当日輸送のレースなので、前日輸送という意味でも今回が初めてになります。本来ならこれだけの初モノづくしを本命にすることはないのですが、それを覆すだけ魅了されたのが、9月19日のCW追い切り。メイショウハリオに先行した内容ですが、最後の直線に向いて、騎乗していた国分優作騎手が内を確認する余裕があるほどの手応え。最後は半馬身ほど先着しましたが、ゴールを過ぎてから軽く仕掛けると一瞬で鋭い伸びを見せました。状態の良さは間違いないと思いますから、そこを信じて本命です。
　○アンモシエラは地方交流は慣れたもの。3歳になっての4戦はすべて南関でのレースですから、ここも不安はありません。むしろ牡馬相手に3着だった東京ダービーの実績を考えれば、ここは普通に本命を打たないといけない全体能力はあります。休み明けになりますが、調教内容も万全です。
　馬券はこの2頭だけに絞りましたが、JRAの他2頭もコメントだけ付けておきます。
　アンデスビエントは関東オークスで地方交流重賞を制覇。休み明けになりますが、9月12日の栗東坂路で4F52.1秒は自己ベスト更新。スピードは文句なしですが、全体的な調教量は少なめ。過去に休み明けで追い切り本数少なくて凡走したことがあるだけに、そこの判断が難しいところです。
　クラヴィコードは押せ押せのローテーションは全く問題ありません。アンデスビエントが馬券圏外になるとすれば、この馬が3着だという印の位置付けです。