今年は地元勢や元ＪＲＡ勢のフレッシュな勢力も揃い好メンバー。

移籍間もないイグザルトやヘラルドバローズらの新興勢力に加えて、重鎮ともいえるギガキング、復帰後も相変わらず安定した走りが光るリンゾウチャネルなどなど。枠並び、隊列もカギになりそう。恐らく外からヘラルドバローズが先行策か。ヒーローコールも早め、内から行きそうな組があまりいないだけに、外先行の隊列で落ち着きそう。ということは、有利になるのはやはり外枠先行勢、あるいは中枠差し勢。

【本命馬】◎ナニハサテオキ

本命はナニハサテオキ。

ジャングルポケットの産駒も少なくなってきたが、本馬は保守本流のジャングルポケット。一見パワーを感じさせないながらも、見た目以上に力強く確実な末脚を使える点が最大の武器。馬群にも怯まず、特に左回りでは無類の安定感を誇る。

これまでの戦績を見ても、左回り巧者であることは明らかで…

ＪＲＡ時代は、

右回り→（0-0-0-4）
左回り→（1-0-2-1）

左回り唯一の凡走は７番人気４着。

移籍後は浦和、川崎、船橋ばかりを使われ（6-4-0-0）。

長く脚を使える上に距離の融通も利くタイプで、今回以外にも初となる1800ｍもまったく問題なさそうだ。久々でも動けるタイプで、相手は揃ったがライトウォーリアやギガキングに迫って来た近走の内容から能力的にも引けを取らない。引き続き好勝負になる。

〜対抗以下＆穴馬〜

相手にはやはりギガキング。

とにかく追ってしぶとく、船橋1800ｍはベスト。外枠も歓迎。

同じく外枠を引けたヘラルドバローズも有力。前走は完勝。自分のリズムなら。できれば逃げずに外２番手くらいが理想か。

怖いのはヒーローコール。

1800ｍがベストで、外枠も歓迎。近走はなかなか勝ち切れないが、相手も悪かった。自分のリズムで運べそうな好枠で、ヘラルドバローズのひとつ外という並びも良い。

次点で安定のリンゾウチャネル、内枠カギだが、前走厳しいところから伸びたイグザルト。

ゴールドハイアーは能力は通用するが今回は展開待ちか。

デュードヴァンは最内枠＆距離延長がカギになる。

ブリッグオドーンは能力では落ちるが、流れが向けばハマる可能性がある。

以上３頭は押さえまで。