今年から1870mに距離が短縮して施行されることになったのは、南関△セイカメテオポリスや高知△ガルボマンボにとってはマイナス材料でしかないだろう。二頭とも2000m超の重賞を勝っているだけに、昨年までの2400m戦の方が良かったのでは。
◎ラッキードリームは2歳時門別時代に交流グレードJBC2歳優駿で中央勢を破って勝利。他にも3歳時に道営三冠達成、兵庫移籍後に2000m以下の重賞を5勝など、中距離の申し子と言える馬。昨年2400m戦だった六甲盃では高知グリードパルフェに同タイム頭差2着と距離はこなせていたが、この馬にとっては1870mへの距離短縮はプラスと言える。前走は最内枠で遅れ気味のスタートから中団インまで。久しぶりに踏み遅れ差しの競馬となり3着まで。好位先行が本来の馬にとって外枠で包まれなくなったのは好都合。枠も好転し、実績、距離実績からも巻き返し必至。