◎ゴールドレガシー

　中央ではオープンクラスで掲示板に載ることもあった同馬。5走前の転入初戦こそ凡走してしまったが、それ以降は2着→4着→1着→2着と徐々に当時の輝きを取り戻しつつある。

　3走前の後半3Fのラップは13.2-13.8-14.4と超失速ラップになっており、先行馬にはかなり厳しい展開。案の定逃げ馬は10着、3番手にいた馬は9着に敗れたのだが、この2頭は次走連対して巻き返しており、オーバーペースだったのは間違いないだろう。そのハイペースの前潰れレースにおいて、同馬は道中4番手にいて4着。約3ヶ月の休養明けだったことを鑑みても、勝ち馬と0.3秒差ならよく頑張っている。

　2走前も割とペースは流れたのだが、3角で先頭に並びかける競馬で1着。相当強い競馬をして圧勝しており、重賞級のパフォーマンスだった。

　前走は最内枠で出遅れてしまい、序盤から厳しい展開。向正面では外から早めに仕掛けて進出したが、3,4角で外々を回ってロスの多い競馬。勝ち馬は2番手で内をロスなく回っていたし、上がり1〜4位までの馬が4,5,8,10着に敗れていることからも前残りの展開。つまり、2着とはいえ負けて強しの内容であり、悲観する必要は全くないだろう。引き続き好勝負可能。