勝負気配濃厚

02 アーテルアストレア 船橋・菱田裕二騎手・1800m

アーテルアストレアは左回りの1800mがベスト。それだけに昨秋、右回りの大井1800mでレディスプレリュード、JBCレディスクラシックと2戦続けてライトットガール、テリオスベルに先着している事実は重く、左回りに替わる今回はむしろ、その差が広がる可能性の方が高い。不良馬場のレディプレリュードを勝っているように、雪の影響が残る馬場もプラス。当面のライバル、ライオットガールとの斤量差も、昨秋の2キロ差から0.5キロ差に縮まるのも有利。中心に推す。

キャリックアリードはデビュー以来、オール3着以内。前走、神奈川記念もユティタム等、JRA牡馬勢に先着しての2着だった。前走後、JRA→大井に転厩となったが当然、能力の限界を感じてではなく、より活躍の場を求めての前向きな転厩。ハンデ54キロは有利だし、調教も抜群に動いている。2番手に推す。

ライオットガールは昨年11月のクイーン賞を快勝。クイーン賞の施行時期が今年から2月に変わったため、短期間で連覇に挑む形となるが、今回はハンデが54→56キロに2キロ増えるのがカギ。調教では自己ベストをマークしているように、状態は良さそうだが、斤量は他馬との比較上、やや不利と見て、3番手。

テリオスベルは前2年のクイーン賞で1→2着。この舞台は合っている。ただ、タフな馬場が向いているタイプだけに、雪の影響が残る馬場で、どこまで行き脚がつくか、懸念も残る。今回はハナに立つまでやや苦労する可能性の方が高いと見て、4番手。

ゴールデンハインドは初ダートだが、先行力魅力。逃げ・先行有利の馬場になったときには押さえ必要。

馬券はアーテルアストレア1着固定が中心。