川崎記念

◎1ニューモニュメント
○5ウシュバテソーロ

ニューモニュメント
前走のポルックスSは冬の乾燥した中山ダートで1.51秒台。さらいに上り36.6秒というのは破格の時計。完全に前残り決着になったところを、ただ一頭強烈な末脚で差し切ったあたり着差以上に評価が必要な内容だった。
タフ馬場ＯＫ、小回りＯＫ、道中での砂被りもＯＫと弱点が非常に少ないタイプのため、ここ８戦は全く崩れていない。にもかかわらずなぜか１人気にはなったことがないし、ここも人気はしないはず。
今回はタフ馬場＆強烈なタフペースを刻むテリオスベルがおり、スタートから最初のコーナーまでの距離が長い川崎2000mなら差し向きの展開になりそう。好走に期待できる。

相手は素直にウシュバテソーロ
さすがに東京大賞典も楽に差し切る競馬で、能力は疑いようがない。何よりニューモニュメントが来る展開でウシュバだけ飛ぶというのは考えにくいし、ここは素直に相手に入れるのがベター。

あとは成長も見込めてＨレベル世代の４歳馬２頭と、単騎逃げ濃厚のテリオスベルがワンチャンス。

なお、人気想定のテーオーケインズはどちらかといえばスピードを生かす競馬がベストで、タフな競馬は合っていない。
敗戦したレースを見返しても、昨年のチャンピオンズＣを除いてすべてタフな競馬で敗戦している。

2021年JBCクラシック
→良馬場でタフな2100m

2022年サウジＣ
→ドＨペース

2020年帝王賞
2022年帝王賞
→良馬場でタフな大井2000m

2022年チャンピオンズＣ
→外回し負荷

今回はかなり乾燥した良馬場になりそうな川崎で、最初のコーナーまでの距離も長いのでタフな競馬になりそう。人気するのであればここを軽視して馬券は組みたい。