本命は13番フローラルパーク。未勝利勝ちのレースが好内容。その時千切った馬は既にこのクラスを突破し、2勝クラスでも馬券になっている。順調さを欠き、発馬も遅れた前々走は度外視可能な一戦で、休み明けの前走は逃げたものの早めに後続馬に来られる展開で楽とはいえなかったが振り切って2着。勝ち馬は原級勝ちのあった馬であり、クラス上位であることは示した走りであった。
　中間の動きからは、上積みというよりは前走の出来を維持といった印象だが、好枠も引けたし発馬でミスらなければここも勝ち負けには絡んでくるとみる。

　対抗は7番レヴァンテ。前走は逃げた馬がかなりレースを引っ張たため差し差し決着となったが、当馬はその流れを3番手から早め先頭に「立たされて」4着。というのも、他の先行馬が早々に後退したためにこの馬だけが抜け出す形になってしまい、後続の格好の目標にされてしまった。競り合える馬がいれば違ったように思う。
　今回も行きたい馬は何頭かいるが、それぞれそこまでテンに速くはない。流れとしては先行馬有利になるはずで、それであれば押し切りに期待したい。

　▲は15番アメリカンツイスト。去勢明けの2戦はいずれも馬券圏内に好走しているが、ゲートの遅さがここにきて目立つようになった。前走なんかはハイペースで流れたために間に合ったが、そこまで速い流れになるとは思えないここではさすがにカバーできない可能性も。

　☆に11番カシノブレンド。前々走のタイムが馬場を考慮した時に非常に優秀。陣営も乾いたダートを希望しており、良馬場での巻き返しに期待したい。

　以下、△12番、△14番、△1番まで。

　△12番は、前走負けすぎているキライはあるが、その前の2戦の内容からすればここまで人気を落とすほどの馬ではない。△14番は前走発馬が合わず先行できなかったが、大きくは崩れなかった。このメンバーなら主導権を握れそうで、そうなるとしぶとい。△1番は近走安定も、先行できてこその馬。その割にはそこまでテンに速くないので、この枠だと外の馬に被されて前に行けない可能性は多分に存在する。ここは控えめな評価でいい。

　本命馬を中心とした馬連と3連複で勝負。3連複はフォーメーションにして、万が一の出遅れにも備える。