名うてのマイラーが勢揃いで楽しみなレースになってきました。
Ｇ２やＧ３で上位人気になる馬でも５番人気以下になってしまうハイレベルのレースで、極限のガチンコ対決が見られるに違いありません。

例年のように前でガンガン引っ張っていく馬がいないので極端なハイペースにはならなさそうですが、２−３番手のポジションに付けたい馬は何頭かいて、平均ペースか若干それより早い展開になりそうな予感がします。
金・土・日と晴れ予報なので、良馬場想定で予想を組み立てられますが、Bコース使用、土日の芝レースの状況にもよりますがそこまで荒れない気はするのでフラットな状態で想定します。

ダノンキングリーが最内枠に入り、前に行くか、控えるか判断を迫られるところですが、先週のラッキーライラックのように内からも差そうと思えば差せるので出たなりに判断しそうな気がします。
今回のメンバーはエリザベス女王杯と同様にどうしても逃げたい馬がいませんが、先週は距離不安な馬が多数いるなかで道中無理なく推移した感があるので参考にはなりません。
むしろ序盤の先行ポジション争い、長い向こう正面での騎手同士の攻防で、前にいる馬はわりとタフな競馬を強いられるのではないかと予想します。

なので・・・おそらく逃げた馬は残れないか、３着ぎりぎり。

勝つ馬は５−８番手でしっかりと脚を貯められて４角で内目のポジションをとった切れのある馬だと思います。

そういう意味ではインディチャンプは有利、人気薄ですがレッドオルガも展開次第では１−３着が狙えるのではないかと！


◎ダノンキングリー

横山乗騎手がどう乗ってくるか？
前走は概ね平均ペースから直線だけで前の馬を楽に差し切っての快勝。
前哨戦とはいえアエロリット、インディチャンプ、ペルシアンナイトを子供扱いする差し脚。

完全に古馬と通用するレベルになって５６キロで挑めるのも大きい。


○インディチャンプ

展開面と過去のレース運び・実力をみる限りはこの馬が一番勝ちに近い存在。
ただ、乗り替わりはマイナスかな。
池添騎手は上手いのは上手いが、ある程度差し脚のある馬で、差し有利の展開になって大外から差し切るイメージが強いので・・・
良いポジションが取れなかった場合、中団あたりまで下げて直線大外を回してくる可能性もあるので過信はできない。
大外を回して追い込む展開になると、さすがに今回のメンバーでは差し届かず２−３着、掲示板になる可能性すらある。

ですが、馬の能力は◎に近い。
主軸にできることには違いありません。


▲ダノンプレミアム

東京コースの方が得意な印象ありますが、マイラーズカップでも快勝しているように左回り・右回りによる有利・不利はなさそう。
マイラーズカップは極端なスローペースになって２番手につけたこの馬が有利になる展開となりました。
この馬は前半わりと緩やかなペースで推移して、後半消耗戦に持ち込むような流れに強い。
今回も極端なスローペースにはならないものの、むちゃくちゃ早い展開も考えづらく・・・天皇賞のような平均ペースと想定すると、得意な展開になる可能性は高い。
楽に前目のポジションがとれる操縦性もあり、今回は外枠もプラスに働きそう。
インディチャンプと同等くらいの２番手評価とします。


★グァンチャーレ
★レッドオルガ
★プリモシーン
★モズアスコット

穴候補の４頭です。
基本的に◎○▲で勝負しますが、３連係で★を１頭含めての穴狙い馬券にします。



【買い目】
◎○▲はほぼ同列の本命クラス。
どの馬が勝つか２着になるか分からないレベル。
この３頭の馬連ボックスと、、、

この３頭から２頭＋★１頭のフォーメーションで３連複を

余った１００円で内枠で気になるレッドオルガと◎の馬連を・・・