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山崎エリカの予想

11R

エリザベス女王杯

11月10日(日) 15:40 京都 芝2200m
予想印
2ラッキーライラック(3人気)
6クロコスミア(7人気)
12センテリュオ(5人気)
4ウラヌスチャーム(6人気)
14ゴージャスランチ(14人気)
17サラキア(9人気)
18レッドランディーニ(17人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

レース結果
着順 馬番 馬名 人気(単勝オッズ)
1 2 ラッキーライラック 3人気(5.4倍)
2 6 クロコスミア 7人気(23.1倍)
3 11 ラヴズオンリーユー 1人気(2.5倍)
4 12 センテリュオ 5人気(20.8倍)
5 8 クロノジェネシス 2人気(3.5倍)
6 17 サラキア 9人気(57.1倍)
7 16 スカーレットカラー 4人気(7.7倍)
8 9 アルメリアブルーム 13人気(108.8倍)
9 13 サトノガーネット 12人気(84倍)
10 10 フロンテアクイーン 10人気(65.2倍)
11 4 ウラヌスチャーム 6人気(21.3倍)
12 14 ゴージャスランチ 14人気(126.7倍)
13 7 レイホーロマンス 18人気(393.7倍)
14 18 レッドランディーニ 17人気(199.7倍)
15 3 シャドウディーヴァ 11人気(72.4倍)
16 5 ポンデザール 8人気(44.3倍)
17 15 ミスマンマミーア 16人気(166.3倍)
18 1 ブライトムーン 15人気(137.8倍)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝(通常)
2
5,000円 払い戻し :5,000円x1.9倍=9,500円
馬連(流し)
2
相手
461217
4通り 各1,000円 払い戻し 2-6:1,000円x33.8倍=33,800円
馬連(流し)
2
相手
1418
2通り 各500円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 収支
43,300円 +33,300円

見解

現状、指数不足のラヴズオンリーユーは消し!!

 エリザベス女王杯は、秋の牝馬の大一番。しかし、近年は牝馬の大型化と超高速馬場(高速馬場ほど、牡馬よりも斤量2kg減が生きる)により、牝馬の一線級は牡馬一線級と互角、あるいはそれ以上に戦えるようになったことで、エリザベス女王杯のメンバー質が低下しました。

 特に近年はスローペース化で、過去3年とも中盤まで脚をタメて、3コーナーの下り坂でスピードに乗せての下がり勝負が目立っています。つまり、昨年、クロコスミアがハナ差2着に粘ったように、逃げ、先行馬が有利であるということ。差し切るにはリスグラシューのようにメンバー最速クラスで上がって来れる脚力がないと厳しいものがあります。

 今年も逃げ馬がクロコスミアと、テンの遅いサラキアのみなので、スローペースになる可能性大。昨年のフロンティアクイーンのように内枠の差し馬は前が壁になったり、スムーズに進路を確保できない馬もいそうで不気味なほど。それだけになおさら、先行馬主体で馬券を組み立てたいです。

 また、今回1番人気のラヴズオンリーユーは現状ではやや能力不足。今回で通用するには休養中の成長力が必要とされます。それだけに荒れる可能性が高いでしょう。

 よって、◎には、昨年の牝馬三冠戦線では苦杯をなめたものの、今年の中山記念でウインブライトとハナ差の2着、ヴィクトリアマイルでノームコアと0.1秒差(4着)と4歳になってからの成長力を見せた(2)ラッキーライラックを推します。始動戦となった前哨戦の前走・府中牝馬Sでもスカーレットカラーの追い込みが決まった緩みないペースを、序盤で置かれ気味になりながらも道中で位置を上げて先行、直線でもいったん先頭になる場面がありながらの3着に善戦しました。滑り出し上々。スローペースを前々で戦える強みも強調材料でしょう。

 ○は、2歳からクラシック戦線を引っ張り続け、前走・秋華賞でようやくG1制覇を果たした(8)クロノジェネシス。前走はかなりの速い流れを、流れを前半で窮屈になる場面がありながら積極的に動いて2馬身半差の完勝。「秋華賞組に敵なし」と感じさせる内容でした。また、前走は馬体重20kg増での優勝。見た目にも決して太くなく、レースでもタイトな流れにも対応していることから、休養中の成長力が窺えます。通常ならば、休養明けであそこまでパフォーマンスを上昇させると二走ボケを起こしやすいものですが、休養明け初戦が大幅プラス体重だった場合には二走ボケを起こさないことが多いので、今回は対抗評価としました。

 ▲は、4走前の尼尻Sでは後の阪神大賞典の2着馬で札幌日経オープンを制したカフジプリンスを3着に降し、メールドグラースと0.3秒差(2着)に善戦、3走前の下鴨Sでも次走の佐渡Sでゴージャスランチを撃破したアークトに完勝の(12)センチュリオ。この馬は、前記の実績からG3レベルなら通用することを証明。そのあたりが理由で前々走のマーメイドSでも1番人気に支持されました。最内枠の前々走はスタート後に接触があって窮屈になり、位置を下げる競馬。レッドランディーニよりも後方からのレースでは、物理的に厳しいものがありました。しかし、今回は立て直されて、前走・新潟記念を叩いての一戦。前走は緩みないペースを先行したこともあり7着に敗れましたが、末脚を生かす競馬ならば巻き返せるでしょう。

 △に3走前の中山牝馬Sでは2着、当時の鞍上がレース後に「この距離でついて行けるか心配だった」とコメントしたように、芝2200m〜2400mなど、長い距離に実績がある(4)ウラヌスチャーム。前走は長い距離と京都外回りの経験を求めて京都大賞典に出走したとのこと。しかし、休養明けのクイーンSで善戦した影響もあったようで、7着に敗れました。しかし、前々走では超スローペースを出遅れて後方からのレースとなったものの、直線ではいい脚を持続させてよく追い込んでいました。今回は休養明け3戦目。3〜4コーナーのから動いて行ければワンチャンスあるでしょう。

 あとは逃げ馬不在の3走前・エプソムCでは、これまでのレースぶりから一転して逃げて2着に粘った(17)サラキア。3走前は展開に恵まれたにせよ、初めての逃げ、それも重賞で結果を出したのは本質が逃げ馬だからこそ。実際に休養明けで逃げた前走・オクトーバーSでも勝ち馬と0.1秒差(3着)に好走しています。今回クロコスミアがハナを主張した場合には逃げられない可能性もありますが、2番手でも問題がない馬。先週のみやこSで互いにハナを譲ろうとしなかった藤岡祐騎手と川田騎手がまた逃げ馬に乗っている点が気掛かりですが、さすがに先週の二の舞はないと信じて、この馬の前からの押し切りにも期待します。

 他ではここへ来ての地力強化が目立つ(14)ゴージャスランチ。前で立ち回れる強みを生かして一考しました。最後に前々走のマーメイドSでは、△ウラヌスチャームを撃破して2着に好走した(18)レッドランディーニ。この馬も追走に苦労している面があるので、距離延長は歓迎のはず。また、スローペースの上がり勝負で、内の馬が包まれたり、直線で進路を失う危険性をはらむレースだけに、自由に動ける外枠が好転する可能性もあります。

指数派
  • 山崎エリカ
  • 売れ筋No.61
  • 回収率TOP55
売り上げ
61
回収率
89%
的中率
55%