安田記念の汚名挽回。アーモンドアイが史上最強牝馬の地力を発揮する。
　前走、安田記念は単勝１.７倍の断然人気だったが、発馬で寄られ位置取りが悪くなる不利に、直線もフタをされ追い出しが遅れるロス。１・２着馬は内枠から前々でスムーズな競馬。クビ＋ハナ差の３着も仕方なしの結果だろうが、馬券もやられ何ともスッキリしない一戦だった。
　２戦目から牝馬３冠にＪＣ、ドバイターフと７連勝。負けるわけがないと思っていたが、これも競馬。不利の重複に久々の1600ｍ＋ドバイ遠征の見えない疲れもあったかもしれない。
　今回、リフレッシュ放牧から順調に乗り込み、最終追い切りもケチのつけようがない軽快な動き。絶好枠も引き、スカッと決めてくれるはずだ。
　相手は５頭。夏を越し底知れぬ３歳馬に成長したサートゥルナーリア。逆転の目も抑えねばなるまい。内枠から先行するアエロリット、スワーヴリチャードに、ワグネリアン、ダノンプレミアムまで。あとはパドックで消せる馬がいれば馬券のメリットはある。