実は今まで私は安田記念を一度も的中させたことがありません。JRAのGIでまだ的中経験がないレースは安田記念とスプリンターズＳです。特に安田記念に関しては呪われたかのように10年連続で毎年私の本命馬が圏外になっています。ほとんど人気馬なので自分でも怖いくらいです。今年の本命はアーモンドアイなので、さすがに飛ばないと思いますが、私の逆神予想を信じて他の馬から買うっていうのもありだと思います…というのは冗談で、今年こそ絶対に当てたいと思います！余談はこれくらいにして、本題に入ります。

　先程も書きましたが、本命はアーモンドアイです。デビュー2戦目から前走のドバイターフまで7連勝しているこの国の現役最強馬です。もはやこの馬の強さについては、説明するまでもないでしょう。久々のマイル戦がどうなのかと心配されている方も多いかもしれませんが、私はこの馬の本質はマイラーだとずっと前から思っています。色んな距離で勝っていますが、馬体のシルエットやあのむき出しの闘争心は完全にマイラーです。さらに、前肢の可動域の広さと後肢のバネもずば抜けているので、広い東京競馬場がベストコースだと思われます。ということで、この馬のベストコースは東京芝1600mだと思うので、状態さえ悪くなければこのコースで負けることは考えづらいです。

　対抗はインディチャンプです。今まで全てのレースで4着以内、負けたレースでも全て1着から0.3秒差以内にまとめている超堅実な素晴らしい馬です。ついに念願のGI出走です。この馬は闘争心が勝ち過ぎており、掛かり癖のある馬です。もう掛かり癖は解消されたものだと思っていましたが、前走はペースが遅くて掛かってしまい、前半で消耗した分が最後に堪えて4着に敗れてしまいました。私はこの馬のベスト距離は1400mだと思っています。1400mのGIがあれば現役最強なんじゃないかと思っています。じゃあ何故その1400mベストの馬を今回対抗にするんだという話ですが、それは単純にペースが上がるからです。GIということで必然的にペースが上がります。ましてや今の東京芝コースはとんでもない超高速馬場です。更に今回は前走ヴィクトリアマイルを超ハイペースで逃げたアエロリットがいます。これはインディチャンプにとっては最高の流れになると思います。ペースが上がれば掛かる心配もないはずです。

　ダノンプレミアムについては金鯱賞の予想記事で「この状態で好走したら化け物です」と書きました。結果は好走どころか勝ってしまったので、この馬を化け物と認定せざるを得ません。ただ、今回は初の古馬相手のマイルGIです。近走は中距離もしくはスローペースばかりだったので、ここに死角があるのではないかと思います。あとは前走から右前脚だけでなく両前脚の蹄にエクイロックスを施しているのも気になります。

　もちろんアーモンドアイとダノンプレミアムの2頭で決まる可能性も大いにあるので、もしダノンプレミアムが来ても大丈夫なように馬券はワイド1点にします。配当は低いかもしれませんが、1度も当てたことがないので無理な冒険はせずに今年こそ当てたいと思います。