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山崎エリカの予想

11R

京都新聞杯

5月4日(土) 15:35 京都 芝2200m
予想印
3ロジャーバローズ(2人気)
1オールイズウェル(3人気)
4ブレイキングドーン(4人気)
2ヴァンケドミンゴ(9人気)
5ナイママ(10人気)
8ハバナウインド(13人気)
12レッドジェニアル(11人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

レース結果
着順 馬番 馬名 人気(単勝オッズ)
1 12 レッドジェニアル 11人気(34.6倍)
2 3 ロジャーバローズ 2人気(5.2倍)
3 6 サトノソロモン 7人気(13倍)
4 5 ナイママ 10人気(32.6倍)
5 7 タガノディアマンテ 1人気(4.1倍)
6 4 ブレイキングドーン 4人気(6.4倍)
7 13 ヒーリングマインド 6人気(9.7倍)
8 1 オールイズウェル 3人気(5.9倍)
9 14 モズベッロ 12人気(58.7倍)
10 2 ヴァンケドミンゴ 9人気(32.2倍)
11 11 トーセンスカイ 8人気(14倍)
12 8 ハバナウインド 13人気(67.3倍)
13 9 フランクリン 5人気(8.5倍)
14 10 ヤマカツシシマル 14人気(141.7倍)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝(通常)
3
5,000円 払い戻し :5,000円x2.2倍=11,000円
馬連(流し)
3
相手
14
2通り 各1,500円
馬連(通常)
23
1,000円
馬連(通常)
38
400円
馬連(流し)
3
相手
512
2通り 各300円 払い戻し 3-12:300円x84.9倍=25,470円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 収支
36,470円 +26,470円

見解

例年の京都新聞杯らしい決着になるでしょう!

 東の青葉賞、西の京都新聞杯。京都新聞杯は、ダービーのトライアルレースではありませんが、そういう意識で使われることが多いレースです。実際にこのレースをステップにキズナ(2013年)がダービー馬となりました。他にもサトノラーゼン(2015年)やトーセンホマレボシ(2012年)など、ダービー2着、3着と活躍。今年の皐月賞はレベルが高い上に、今回は2勝馬が4頭というメンバー構成ですが、果たして新星誕生なるか?

 また、このレースは、キズナの直線外一気のイメージが強いかもしれません。しかし、あの年はレース直線で雨が降り、少し時計が要したた上に、逃げたウインアルザスと2番手キングデザイヤーが後続を突き放して5F通過59秒2と、過去10年の京都新聞杯では2番目にペースが速かった年(1番目は、2014年で優勝馬はハギノハイブリッド)。

 ほとんどの年は、スロー〜平均ペースで流れて、向こう上面の上り坂で坂で息が入り、3〜4コーナーからレースが動くことが多いレース。3コーナーからペースが上がるので、ここで外々を回ると苦しくなるレースです。先行馬であれば外枠でも内目を立ち回れますが、差し馬ならば4コーナーをロスなく立ち回れる内目の枠の馬が有利です。

 その上で、今回は逃げ馬が不在。オールイズウェルの陣営が「先行するのが理想」とコメントしていますが、逃げるまではどうか? 普通に出せば、ヤマカツシシマルがハナを主張する形ですが、他にハナを主張しようと思えば、可能な馬が多数。逃げ馬ではない馬がハナを主張する形になると、ペースが上がらない傾向があるので、今年もスロー〜平均ペースが濃厚でしょう。内目の馬に拘って予想を組み立てたいです。

 よって、◎には、デビュー2戦目の紫菊賞では、後のホープフルSの2着馬アドマイヤジャスタの2着に敗れたものの、デビュー3戦目の福寿草特別と2勝目を挙げた(4)ロジャーバローズを推します。この馬はメンバー中、JRA生え抜きの中では最小キャリアタイで2勝。前走のスプリングSは、休養明け好走の反動もあって7着凡退も、巻き返しに期待します。前走は中団から伸びずバテずのジリジリでしたが、芝2200mで今回のメンバーならば、前を意識して動いて行ける点、そして内枠も好ましいです。

 〇は、3走前の500万下は、後のすみれSの覇者サトノルークスに食らいついて2着と好走した(1)オールイズウェル。休養明けの毎日杯でも逃げ馬が逃げ切るペースの中、差して勝ち馬と0.5秒差(5着)。最内枠の前走は、内で包まれて位置を下げながらの最悪の競馬。4コーナーの出口で立ち上がってブレーキを踏む致命的な不利がありながらも、そこから外に出してラスト1Fで強烈に伸びた前走がインパクトがあり、ここは対抗。今回も最内枠ですが、陣営のコメントどおり、先行してロスのない立ち回りができれば、上位争いが可能でしょう。

 ▲は、1勝馬ながら、京都2歳S・2着、弥生賞・3着とクラシック路線で善戦してきた(4)ブレイキングドーン。ハイレベルな皐月賞では11着大敗と完敗でしたが、外枠でいい位置が取れなかったのも敗因のひとつ。相手弱化で内枠の今回は警戒が必要でしょう。

 以下特注馬として、超絶スローペースで逃げ馬が逃げ切る流れの前々走・500万下では、最後方の外からメンバー最速の上がり3Fを駆使して勝ち馬と0.2秒差(2着)も好走した(2)ヴァンケドミンゴ。前走の山藤賞は、戸崎騎手らしく、後方から進路を確保できずに0.1秒差(4着)も、もともとの素質を考えると、巻き返しがあって不思議ないでしょう。

 あとは△にデビュー3戦目、休養明けの前々走あすのろ賞で2勝目を挙げた(8)ハバナウインド。この馬は先行力はあまりありませんが、いい脚を持続させて伸びて来るタイプ。おそらく距離延長が吉と出るはず。前走の若葉Sは、相手が強かったにせよ、やや物足りないない内容ではありましたが、休養明け好走の反動もあったのでしょう。巻き返しがあっても不思議ないはず。

 他では、時計の掛かる馬場で行われた昨夏の札幌2歳Sで早め先頭から押し切って2着と好走したように、とにかくしぶとい(6)ナイママ。昨秋〜前走まで強豪と戦って汚れた成績になっているものの、ここではPP指数の能力値4位タイ。この馬はステイヤーなので、距離が延びるのは大歓迎だし、逃げ馬不在のここで前に行き切れば一発の魅力があります。

 最後に芝2000mでは追走に苦労していましたが、芝2400mの前走・アザレ賞では楽に先行できた(12)レッドジェ二アル。時計の掛かる馬場の前走は、先行したことが仇となり、後方からインを突いたヒーリングマインドに先着を許す形となりましたが、レース内容はこちらのほうが上。それに先行できたことが大きな収穫で、かなり高速馬場の京都ならば、上位争いに加われると見ています。

指数派
  • 山崎エリカ
  • 売れ筋No.66
  • 回収率TOP92
売り上げ
66
回収率
71%
的中率
39%