PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にミッキーワイルド(17.7pt)、フィスキオ(17.3pt)、トレンドライン(13.3pt)、クレディブル(9.7pt)、エピックアン(8.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、5走前にこのクラスで連対している4歳馬(8)エピックアンを推します。その後は出遅れや、時計の掛かる中山ダートで強気に乗りすぎたために能力を出し切れていません。特に前走は、前半4F48秒2-後半4F52秒9の超絶ハイペース。後方から向こう正面で動いて、先団に取り付きに行っては13着大敗も仕方ないでしょう。今回はブリンカー着用。2勝を挙げた東京ダートと一変要素が多く、ここは本命としました。

　〇は、ハイペースの前々走で早め先頭から2着に粘った(3)フィスキオ。今回は連闘明けの一戦となりますが、前々走で自己ベスト指数をマークした後の連騰策後の前走・大島特別では、6着と凡走しているだけに、大きな影響はないでしょう。

　▲は、3走前の1000万下で5馬身差の圧勝を飾った(16)トレンドライン。3走前の2着馬は、現在準オープンのディアコンチェルト。この馬が実力を出し切れば、当然、ここも勝てますが、今回は脚部不安による長期休養明け2戦目。前走から再び立て直されてはいますが、どこまで変われるかは「？」で3番手評価としました。

　以下特注馬として、2〜3走前がこのクラスで小差・4着の(7)マサキノテソーロ。前走の初凪賞は、マイネルユキツバキに絡まれたために13着大敗を喫しましたが、立て直されての今回は巻き返しが期待できます。今回は内枠にピンキージョーンズがいますが、楽に1〜2番手に付けられるメンバー構成なのもいいでしょう。