PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にブレッシングテレサ、トンボイ(ともに12.0pt)、ダイシンバルカン(11.7pt)、スペードクイーン(11.3pt)、ウィズ、シゲルノマオイ(ともに11.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　しかし、今回の◎には、4走前に500万下としてはなかなか優秀な指数で逃げ切った(2)ミトノレインボーを推します。この馬は前々走の戸畑特別でも勝ち馬と0.2秒差(2着)好走し、ここでは能力値5位とほとんど差がない7位タイにランクイン。休養明けの前走・醍醐特別では、スタートで出遅れ、自分の競馬ができませんでしたが、ひと叩きされての今回はスタートを決めての巻き返しに期待します。

　スタートしてすぐに最初のコーナーを迎える阪神芝1200ｍは、セントウルＳでしばしば内枠の逃げ、先行馬が穴を開けるように、内枠の逃げ、先行馬が断然有利のコース。そういう意味でも今回の2番枠は恵まれました。