内有利、先行有利の今の東京でこの枠順なら、８キセキの復活に期待したい。菊花賞のダメージから完全に回復したといえる秋２走の走りに加え、最大の強敵が決して歓迎できない枠を引いたことで、スムーズさを欠くことも十分考えられる。おそらく秋最大の目標になるここで、菊花賞馬の完全復活を期待したい。
相手はもちろん１アーモンドアイ。今さらその強さに異論はないものの、やはりこの枠順はこの馬にとってはネック。かといって淀みない流れを追いかけすぎると今度は父ロードカナロアの血が不安材料になる。しかし、それでも最後は食い込んでくるとみて２頭軸で勝負。
ヒモには完全復活をかける３サトノダイヤモンド、天皇賞の不完全燃焼から巻き返したい１１スワーヴリチャードの人気どころに加え、先行力を生かしての粘り込みに賭けたい１３ノーブルマーズ、１４ウインテンダネス。そして一瞬の決め手では引けを取らない５ミッキースワローまで。
悩んで外したのが９シュヴァルグラン。やはり京都大賞典の負け方には多少衰えが感じられ、厳しい戦いになるのでは。