展望：能力重視……！
牝馬限定の1勝クラス。例によって3歳馬が人気ですが、古馬にも強い馬がいて、それが人気薄。そこから狙います。

◎10.ランスノーブル
牝馬限定の1勝クラスなら力上位の馬。
前走は牡馬混合戦で相手も強かったと言えます。
牝馬限定戦の2.3走前は3.2着。普通に通用するはずですが、何故にここまで人気がないのでしょうか……。
中山ダート1800ｍは得意舞台。
6走前は牡馬混合戦で相手も悪すぎましたが、0.7秒差。そう負けていません。
7走前は勝ち時計が1.53.1。牝馬限定の1勝クラスとしては時計が速くなりすぎました。最内枠から五分に出て、中団へ。1000ｍ通過62.9秒のややスロー。前有利になりましたが、L4は50.2秒。中山ダート1800ｍで余力ラップはあまり出ないので、レベルは高め。3.4角は外を回り、直線では外から追い上げる形に。1.2着馬が強すぎただけで、3着とはタイム差なしの5着です。
9走前は休み明け。後ろになりすぎましたが、よく追い込んでおり、見せ場はありました。
昨年の3.4月には中山ダート1800ｍで連続2着。4月の方は牡馬混合戦でした。十分にやれる馬。
以前に乗っていた佐々木大輔騎手なら不足はなく、力を出せれば。後ろになりすぎないのがベターですが、10番枠や鞍上の乗り方などからある程度位置を取ってくれるはずで。

◯7.ハッピーウィズユー
▲4.フィザルモニカ
今の時期は3歳馬が人気になりがちですが、3歳馬だからという理由で人気になる馬も少なくありません。
ハッピーウィズユーは前走、速めのペースを2番手から押し切り。同日1勝クラスよりも0.3秒遅いだけの勝ち時計でした。この同日1勝クラスは余力ラップ戦でレベルも高かったため、牝馬限定戦なら。
フィザルモニカは未勝利勝ちのL2が11.9-11.9。東京ダートは上がりが出やすくなっているため、余力ラップ基準の価値が下がっていますが、2F連続11秒台なら勝ちは高い。前走は最内枠。五分に出ましたが、外から被されて3番手へ。前が止まらず、流れ込んでの3着。2着フィールオーサムは高く評価している馬ですが、これと終いの脚色五分なら能力は高い。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。