展望：差し有利
道悪でしょうが、オープンクラスにもなれば、差しは届きやすいはず。
あまり後ろにはなりたくないところで、中団付近までに付けるのがベター。

◎16.ブシン
あまりテンが速くなく、揉まれたくもないため、大外枠は歓迎。
前走はほぼ五分に出ましたが、やはりテンの速度で見劣りして、控える形に。モロに馬群の中に入ってしまい、これまでだったら崩れていたパターンですが、差し切ったのは驚き。1.11.0は遅く、レースレベルの低さにも助けられた印象。揉まれなければ、もっと高いパフォーマンスを出せるでしょう。
前々走は稍重ですが、1.10.5で勝利。600ｍ通過33.6秒のHペースを外目先行。少し外を回されすぎた感もありますが、しっかりと前を捕まえました。
ガビーズシスターの2着だった昨年の外房Sでは1.10.2の好時計で走破しています。道悪の時計勝負に不足はなくて。

◯13.バグラダス
初ブリンカー。
前走は最内枠からソロっと出て、後方へ。600ｍ通過35.0秒。本馬も上がり35.7秒を使っていますが、上位馬のビダーヤとインユアパレスが35秒台前半を使うレースに。相手も悪すぎました。
前々走は中山ダート1200ｍで1.10.2の好時計で走破。スタート後に置かれるような格好で後方から。600ｍ通過33.3秒のHペースで、3角から進出開始。外から終い鋭く伸びて、2着とはタイム差なし。
上々で、ブリンカー効果でもう少し位置を取れれば。

▲2.ジャスパーゴールド
5走前は1.10.2の好時計で先行押し切り。スタートは五分で、促して促して2番手へ。逃げ馬を競り落とすと、スターターンの追撃を封じ込めました。1.10.2はフロックでは出せません。
4走前も1.10.4で走破。8着でも0.4秒差と差はなくて。レースレベルが高くなりすぎた印象です。内枠も不安でしたが、促して促して、何とか砂を被らない位置に。
3走前・欅Sは外2番手へ。1F長いであろう1400ｍに対応。ビダーヤとインユアパレス、コンクイスタは東海Sでも上位に来ている馬だけに、やはり力は本物でしょう。
ここ2戦の1700ｍは距離が長すぎました。
この2戦が隠れ蓑になって人気にならないのなら断然買いで。Hペースでも容易には止まらないタイプで。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。