展望：内枠差し有利
土曜の中京ダートは含水率こそ低かったですが、時計が出ていたからか、先行有利が顕著。1900ｍなら差しは届きそうで。

◎1.ビップスコーピオン
陣営は「ここ3戦はいずれも重馬場。前走は追走に手一杯だった。調子の波のない馬だし、攻め駆けしない割に直前の追い切りの動きは悪くなかった。良馬場で巻き返しを」と前向き。
3走前の甲南SはL2が12.2-12.1の加速＆余力ラップ。タイトニットと3/4差。このレースを評価していたため、タイトニットをアンタレスSで買うことができました。タイトニットと差のない末脚で差してきたこの馬が弱いということはないでしょう。
前走は重馬場で最後方。全く追走できておらず、度外視。
前々走はSペースの前残り戦。こちらはペースが遅かったのもあるのか、追走はできていました。上がり36.1秒で5着に浮上。やはり力はあります。
中京ダート1900ｍの瀬戸Sで3着がある馬。
最内枠で脚を溜める形で。

◯2.ハギノサステナブル
ハイレベル戦で何度も好走している馬。3勝クラス上位は明らか。
前走は1700ｍ戦。五分に出て、促して先行態勢に入りましたが、位置を下げてしまいました。向正面でも下がっていく形で、後方3頭目まで下がる大ピンチに。それでも盛り返してきただけに能力は高い。
前々走は不良馬場。促しても前に行けず、ほぼ最後方に。内から差を詰めるも、差し届くような展開になりませんでした。
1900ｍの良馬場は陣営のいう通り「舞台が好転」。
中京ダート1900ｍの瀬戸Sはラップ面からもハイレベル戦。テーオーパスワードとハナ差の接戦。そのテーオーパスワードは土曜にオープン勝ち。
中京得意の松山弘平騎手。ここは崩れない。

▲9.カゼノランナー
前も念のためカバー。
カゼノランナーは未勝利勝ちが1.58.8の超好時計勝ち。
その後、少し物足りない競馬が続いていましたが、前走は余力ラップで4馬身差圧勝。ようやく本来の力を出せた印象です。
追い切りは全く動かないタイプなので、遅れなどは気にしなくて問題ありません。力は足りるため、あとは展開次第でしょう。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。