展望：外枠有利
札幌芝はかなり外差し馬場に近くなっています。
土曜、内枠や先行して健闘したのは能力が抜けている馬が大半でした。前目から運んだ馬も直線で外に出しており、内枠はかなり厳しそう。
ここは先行タイプの少ないメンバー構成。外枠有利で、好位から運べる馬が有利と見て。

◎11.フィオライア
2勝クラスではジョーメッドヴィンを撃破。
昨年の札幌芝1200ｍでは1.08.2の好時計＆加速ラップでの勝利で、オープンでも十分に勝負になる馬だと思っていました。
前走・函館スプリントSは600ｍ通過32.5秒のHペースを先行して失速。
前々走・米子城Sは敗因不明も、2番人気に推されたくらいに評価されていました。
4走前はペースや枠の差で負けただけという印象で、当時、勝利したカピリナと差はないだろうと思っていました。カピリナは重賞も勝利。
ここ2戦の大敗で人気落ちは確実。
狙い目でしょう。

◯13.プルパレイ
昨年の勝ち馬。
近走は結果が出ていませんが、前々走・函館スプリントSは3着と0.3秒差。そんなに負けてはいません。
今年のシルクロードSや昨年の京阪杯では差のない競馬をしています。
前走は先行策が裏目に出た印象。
59キロはカギですが、浜中俊騎手とは手も合っています。
ある程度位置を取れた方がベター。位置も取れるタイプで。

▲12.ジョーメッドヴィン
前走・青函Sは躓くような格好で後手に。4角最後方のため、度外視。
前々走・函館スプリントSはペースが速すぎて後ろからに。上がり最速タイで3着と0.1秒差。
差はないでしょう。
本来、位置を取れるタイプ。

他馬について。
4.ジャスティンアース：きさらぎ賞で本命を打ったくらいに評価していました。その後、あまりにも案外な競馬が続いていたため、そこまで強くないのか……と思った馬。ダートで変身してオープンまで駆け上りました。今更、芝で買いたいとは。1200ｍには期待できそうですが……。
5.バースクライ：前走・安達太良Sは直線で不利。ただ、不利がなくても上位は厳しかったように見えました。2.3走前は素直に評価して良く、差はないでしょうが、内枠がカギ。
9.ゾンニッヒ：差し馬で、捌きやすい少頭数ベター。前走・青函Sは600ｍ通過33.3秒のHペースで差し届く展開。今回、59キロ＆ペースが緩みそう。脚質不利と見て。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。