展望：先行有利
金曜時点で新潟ダートは稍重。先週の傾向からも先行有利は間違いなさそう。あまり雨が残るなら内枠有利に傾きそうですが、フラットと見ておきます。

◎12.ドラゴンウェルズ
前走・葵Sは馬なりで先行。芝は合わず、殿負けに終わりましたが、0.9秒差とそんなに負けてはいません。先行力は見せました。
前々走・バイオレットSは砂を被るとズルズル後退。キックバックが完全にダメだと分かったため、ここは砂を被せずに運んでくるはず。
1勝クラス勝ちは600ｍ通過36.0秒のSペースとはいえ、L2の11.8-12.5の余力ラップは優秀。最内枠から軽く促してハナへ。5馬身突き放しての大楽勝なだけに、2勝クラスの壁はなくて。

◯5.フォルテローザ
前走の2勝クラスはL2が11.9-12.3の余力ラップ戦。レベルは高かったという見立て。五分に出て、先団へ。外目をロスなくスムーズに回り、直線で懸命に前を追いましたが、前と脚色があまり変わらず。36.0秒という速い上がりをマークしたものの、2着まで。ただ、ハイレベル戦でこの結果なら上々。
前々走も五分に出て先行。2F目以降、ずっと11秒台を刻む芝のようなラップ。前の残る展開で、1.2番手通過の馬がワンツー。本馬は最後に2頭に交わされはしましたが、3着争いに加わり、十分に頑張った5着。

他馬について。
8.イナフセド：前走の福島ダート1150ｍ戦は600ｍ通過35.0秒と遅かったのに、L2が12.4-12.7と失速。時計的にもレベルは低かったと言えます。最内枠からインの好位へ。1枠有利なコースで、本馬もロスなく運びましたが、4着。価値は低い。
14.アグラード：1勝クラス勝ちはL2が12.9-12.4の加速ラップ。五分に出て先団へ。インをロスなく立ち回り、手応え十分に抜け出し。力は高いので、新潟で差しが届くかがカギ。スタートも下手なので、上手く出ることも条件で。
15.ビッグドリーム：前走が初ダート。イナフセドと同じレースで、レベルは低い。恵まれた逃げで3着では価値はなくて。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。