展望：内枠先行有利

◎3.スリーキングス
小倉は金曜の夜時点で不良馬場。インをロスなく回る馬が恵まれるレースになるでしょう。
前走は五分に出て先団へ。その後、外から被されて中団に。馬群の中でも問題はなく、上手く乗っていました。初角で外に振られる不利があったくらいか。コーナーを上手にロスなく回ってきたため、小回りは非常に合いそうなタイプ。陣営は「うまく緩急をつけられない。変わり身があるとすれば、淀みなく流れる１７００メートルかも」と述べています。
前々走は促して先団外目へ。1000ｍ通過61.8秒とやや流れたことで差し馬向きのペースに。こちらも脚をう1000ｍ通過回、一旦は3番手を伺うくらいでしたが、位置を取った分、甘くなって5着になったという印象。
前走は重馬場の超高速ダートでしたが、1.51.9で走れています。3番枠＆道悪＆岩田康誠騎手ならラチ沿いから離れない競馬をしそうです。

○6.グランキングオー
小倉ダート1700ｍでの未勝利勝ちはL4が49.4秒、L2は12.4-12.3の加速＆余力ラップでの勝利。外枠から二の脚を利かせて先行。1000ｍ通過62.9秒と遅めのペース。3角で3番手以下を引き離し、最後は2着馬も競り落として楽勝。
続く1800ｍの1勝クラスは早々に失速。らしさが見えませんでしたが、タフな馬場の1800ｍなら度外視でも。
前走はHペース。位置を主張しすぎたという話です。
前々走の3着は優秀。600ｍ通過34.6秒と速いペースも、L2は12.3-12.5と失速幅が狭く、上がり37.0秒で差してきました。
内枠から先行する形で。

▲5.テーオーライマン
前走は600ｍ通過34.9秒。五分に出て、中団辺りまで下がりました。L2は12.1-12.2の余力ラップ戦で、外から2着馬とともに追い込んできました。この時の3着馬がずっと高く評価しているディアウス。
前々走も余力ラップ戦でタイム差なしの3着。
理論上は1700ｍならこなせるはず。特に道悪ならなおさら、こなしやすいでしょう。

☆1.10.11
最内枠でロスなく乗れる1.メイショウクモイ。
ブリンカー着用で挑む10.チムニートップス。
枠だけが不安な11.ダノンヴェステルまで。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。