展望：内枠差し有利
初角まで長く、Hペースになりやすいコース。開幕週からでも差しが届きやすいコースです。内枠ベターですが、外枠でもそう不利になりません。

◎14.ウインオーディン
前走・むらさき賞は1000ｍ通過が56.8秒という異常な程のHペースに。五分に出てすぐ後方へ。縦長馬群になったとはいえ、追走で脚を使わされたのは間違いなく、イレギュラーなレースだったと言えます。参考外にしても。
前々走・府中Sは序盤は後方で脚を溜めていましたが、折り合いを欠いてあまりにも早くに位置を押し上げる形に。止まっても仕方ありません。
3走前・寿Sは馬場の影響で進みが悪かったという話。
ここまで全て敗因明確。
驚いたのが4走前・アーモンドアイC。内枠先行馬が恵まれたレースですが、外枠で外々を回されながら、上がり最速の33.5秒で3着入線。
2着ガイアメンテはバイアスに沿った競馬をしていました。4着ナイトインロンドンもインを立ち回る形。3勝クラスで上位の実力馬よりも強い競馬をしているだけに、力で負けることはないでしょう。
折り合い型の石川裕紀人騎手を配してきたこともプラスに働きそうで。

○1.アンゴラブラック
前走・野島崎特別は五分に出て先行。1000ｍ通過59.6秒でしたが、超高速馬場を踏まえると速くはなかったはず。L2は11.3-11.2の加速＆余力ラップです。インをロスなく回り、直線で先行抜け出し。勝ち時計の1.58.2は、同日の皐月賞の1.57.0には見劣りしますが、十分な好時計。
位置が取れてしまうので、その点だけが不安要素。

▲7.モズマーヴェリック
△16.ルカランフィースト
差せる2頭へ。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。