展望：外枠差し有利
人気の一角・1.ライジンマルは力は高いものの、これまでずっと砂被りを避けてきた馬。5.7走前では砂を被り、パフォーマンスを下げています。陣営も「揉まれ弱い」と述べており、メンコやブリンカーを着用するなど馬具を工夫しています。今回は「ブリンカーが効き過ぎた感があったのでチークピーシズに換えますし、平常心で走れればいいですね」という話。
最内枠は競馬がしにくいはず。
出して行けばHペースになりそうで、控えると揉まれてしまうでしょう。ナルカミの存在も厄介。これを目標にレースを運んでしまうと、力差がありすぎて返り討ちに遭う危険性が高い。
ライジンマルを嫌い、ナルカミを頭の三連単で狙います。

◎13.ナルカミ
新馬戦は古馬オープンでも通用する超好時計。
能力の高さに疑いようはありません。
前々走で暴走して飛んだため、前走は2.5倍に。力だけならダントツだったので、2.5倍ならこちらを◎にすべきだったと後悔しました。
レースは五分に出て、二の脚を利かせて2番手へ。1000ｍ通過62.3秒ならやや速い流れでしたが、2番手でしっかり我慢できていました。3角で仕掛けてきた馬に抵抗してハナへ。2着馬が別次元の勢いで差してくると、まだ余力があったようで更に伸びて押し切り。1.52.9は2勝クラスも勝てる数字。素晴らしいのはL2の12.4-12.3の加速＆余力ラップ。
ハイペース耐性も高いというか、能力の高さでこの馬にとってはHペースがHペースになっていないイメージです。
ここを勝ってレパードSへ。

○6.クラウンシエンタ
前走は予想を出していましたが、この馬に印を打てず、ワイドのみになってしまいました。1000ｍ通過が61.3秒のHペース。スタートは五分に出て、馬なりで後方へ。3.4角では外に出さず、内を立ち回り、進路もスムーズ。上手く乗っていたとは思いますが、ドバイブルース・ブレイゼスト・クーアフュルスト（2勝クラス勝ち）らに先着した点は評価。
前々走は出負け気味に出て、リカバリーして中団へ。1000ｍ通過62.7秒は遅すぎで、上がり36.6秒で最後は猛追。それでも届かない展開だったというだけです。
福島では楽勝の経験があり、ナルカミが先行馬を一掃してくれそうな今回は差して来られるでしょう。

☆3.4.8.9.12
足りそうな差し馬へ。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。