展望：外枠差し有利

◎8.ムーヴ
2勝クラス勝ちはL2が12.3-12.3の持続＆余力ラップ。上がり35.6秒の豪脚で差し切りました。2着ニットウバジルはオープン入りしています。
4走前の走破時計1.10.3もかなりの好時計。翌日のカペラSの勝ち時計が1.10.1でしたが、ラップ面からはこちらのレースの方が上だという見立てです。
その後、僅かに届かない競馬が続いていますが、前走は1F長い1400ｍでも脚が鈍らず、力も付けているのでしょう。
三浦皇成騎手よりかは坂井瑠星騎手に乗り替わるのはプラス。陣営は道悪もプラスだと前向きです。

○16.ノボリショウリュウ
3走前は13番人気での激走でしたが、オープン入りしたキタノズエッジの2着。五分に出て中団へ。上がり35.9秒でキタノズエッジをよく追い詰めました。時計的にも本物。
前々走はL2が11.5-12.8の余力ラップ。五分に出て中団前めへ。ペースが遅く、徐々に位置を押し上げて3角では3番手へ。終い12.8秒まで失速したところで差し切り。
前走は1400ｍ。内枠でスタートが悪く、後方から。600ｍ通過は34.5秒と流れたため、差しの届く展開に。L2は12.2-12.5と前も決して止まっていないというのに、終いの伸びは鋭く、上がり36.5秒で2着。
武豊騎手とも手が合いそう。スタートも微妙な面があるため、大外枠も良いでしょう。

▲14.アガシ
前走は時計の出る馬場でしたが、それを踏まえてもハイレベルだとしてチェックしてあります。L2は11.7-12.2の余力ラップ。
スタートが遅く、中団後ろからに。上がり34.8秒は素晴らしく、大外から一気の差し切り勝ち。2着に下したフェンダーはその後、2戦続けて2着。
6走前からセン馬になった馬。その6走前で即勝利。昇級後も3.5着と崩れていません。特に昇級戦はL2が12.3-12.1の加速＆余力ラップ。
2.3走前は1400ｍ。前々走の方は脚を使いましたが、スロー＆ハイレベル戦で前も止まりませんでした。
ハンデ戦で55キロは有利で。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。