展望：外枠先行有利

◎16.ヴィヴァシャス
ずっと本命を打っている馬。
前走は休み明け。陣営は「休ませた効果で元気。調教もよく動いている」と前向きです。1週前追いきりでは坂路自己ベストを馬なりで更新。プラス16キロ。
五分に出て、上がり36.6秒の鋭い脚で追い込みましたが、1-3着馬は3.2.1番手追走の馬。600ｍ通過35.2秒で、L2が12.3-12.6と減速幅も狭くなり、展開が向きませんでした。
前々走は牡馬との混合戦。五分に出て、内めから徐々に位置を押し上げていく形。直線ではこれから！というところで伸びず、5着に終わりましたが、これは相手が悪すぎました。
3走前は出遅れて力を出せず。
新馬戦はL2が12.4-11.9の加速＆余力ラップ戦。五分のスタートを切って先行。L2区間でやや前から離されましたが、終い11.9秒の区間でもよく食らいついていました。
今回、相手関係は相当に楽になります。岩田望来騎手に乗り替わるのもプラス。スタートにやや不安があるため、大外枠もプラスでしょう。いい加減、勝てると見ます。

○1.メイショウセツゲツ
前走はほぼ五分のスタートから中団へ。上がり最速はマークしましたが、逃げ馬が上がり2位の脚を使っては届かず。
前々走がハイパフォーマンス。600ｍ通過36.7秒のSペースでしたが、L2は11.8-12.0の余力ラップ。内枠から五分に出てインの好位へ。上がり36.4秒で2着に浮上しました。勝ったペプチドクレマチスは芝の1勝クラスも連勝。5着のコパノマロンが次走で勝ち上がっています。
陣営は「前走はジワジワ脚を使ったけど、中団からの競馬で届かず。前々走のように、前めで競馬ができれば」と述べています。
先行策の上手い田口貫太騎手に戻るのはプラス。インの好位から運べれば。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。