展望：差し有利
逃げ・先行タイプが多く、差しが決まりそうで。

◎16.ワーズワース
元々、阪神ダート1400ｍで強い競馬で1勝クラスを勝った馬。
長らく低迷していましたが、3走前、改修後の阪神ダート1400ｍで復活。
2.3走前はともに全く異なるペースで好走。内枠でしたが、後ろから行くタイプで、どちらもすぐ下げて外を回していました。外枠がマイナスになるタイプではありません。
前走は稍重の京都でかなり時計の出る馬場でしたが、それでも勝ち時計は非常に優秀。本馬の1.22.7も水準以上でしょう。4角最後方から4着まで追い上げた末脚はかなりのもの。
阪神に限らず、力も戻っているのでしょう。Hペース想定のここは堅実に走れるはずで。

○4.リネアグローリア
元々、未勝利時代から高いレベルで走っていた馬。
前々走は阪神ダート1400ｍ。600ｍ通過34.8秒で、L2は12.8-13.4と失速。最内枠であまりスタートが良くなく、リカバリーする形で先行。ラップ的に減速しているため、相手に恵まれての勝利かと思っていました。
ですが、前走はラップが優秀。600ｍ通過35.5秒と遅い流れで、こちらは好発。下げて中団へ。ワーズワースが早めの競馬で2着に好走しましたが、その後ろから互角の脚で追い込んで3着に浮上。これだけ走れるなら2勝クラスで嫌う理由もありません。

▲11.トーセンサウダージ
トーセンサウダージはもうすっかり2勝クラス上位の馬に成長。
前走は不良馬場で、600ｍ通過34.4秒のHペースでしたが、前の止まらない馬場になってしまいました。軽く湿る程度なら東京ダートは差し脚が生きますが、不良馬場にまでなると前が止まりません。
3走前が阪神ダート1400ｍ。五分に出て後方へ。600ｍ通過34.2秒のHペースで、早めに位置を押し上げていく形。最後に甘くなり、ワーズワースに捕まりました。ワーズワースと差のない競馬ができるならここで嫌う必要もなくて。

△3.グランオルカ
陣営は「期待した前走は道中ついていけず、勝負にならなかった。ハミが合っていないという鞍上の進言でハミを換え、距離延長。状態は上がっているので、改めて期待」と前向き。
1勝クラス勝ちは1.11.0の好時計勝ち。
長期休養明けを挟み、前走は5着とそれなりに走れています。力が戻ってきている今、差はないはずで。1400ｍだけがカギですが、1勝クラスが余力ラップのため、こなせそうです。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。