展望：内枠先行有利
世代限定1勝クラスらしく、逃げ先行馬が多いメンバー構成。
雨の影響であまり後ろからは届かないでしょう。
京都ダートはこれまで、雨が降っても高速化しないという特徴がありましたが、土曜は朝の時点からして時計が出ており、日曜は高速ダート間違いなし。高速化に伴って、内枠有利が強く出るはずです。

◎2.セボンサデッセ
前々走のL2の11.8-11.8が優秀。
勝ったシュラザックとともに、最後に後続を突き放していました（シュラザックがその後、イマイチな戦績ですが、訳ありの負け続き。まともならもっとやれる馬です）。
本命を打った前走は最内枠からインの好位へ。良馬場の阪神ダートとしては非常に理想的な立ち回り。途中、タガノマカシヤがマクりましたが、これがペースが速くて脱落。本馬が2番手に浮上しましたが、最後、外のヤマニンブークリエに差されて3着。ペースとしてはヤマニンブークリエ向きだったので、3着は上々でしょう。
勝ったカナルビーグルはユニコーンSを制覇。
タガノマカシヤも1勝クラスを突破しています。
本馬は今回もインで上手く立ち回れるはずの好枠で。

6.トリポリタニアはダート戻り自体は問題ないでしょう。新馬戦の上がり36.5秒を評価していた馬ですが、続くもちの木賞の4着が期待外れ。上位3頭の時計が良すぎたとはいえ、もう少し僅差でまとめてほしかったところ。
8.ミライヘノカギは気性的に当てにならないタイプ。前走は内枠から上手く好位を確保できました。Sペースで位置を取った馬が有利。本馬も恵まれました。今回、ペースが流れるであろう中、中枠から上手く位置を取れるかどうか。
12.アンジュアルディの前走はL2が12.2-12.4の余力ラップ。ただ、この日はかなり高速化した京都ダート。高速ダート自体は良さそうですが、今回は外枠も不安。前走の好時計は鵜呑みにできません。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。