展望：外枠差し有利
東京芝は先週時点でインを空けるレースになっており、外枠の差し馬がベター。ここは人気落ちの実力馬から。

◎3.セイロンジェムズ
新馬戦のL2が10.9-11.1の余力ラップ。シンハライト産駒で、2024年の新馬戦で最後の大物が現れたかという印象を抱いていました。
3戦目は出遅れて後ろから。L5が57.8秒の余力ラップでハイレベル戦。最後まで脚を使えていますが、出遅れも響いた印象の4着。
前々走はダートが合わず。
前走は五分に出ましたが、行きっぷりが悪く後方から。1.0秒差負けの惨敗でしたが、このレースは勝ち時計が1.32.6。L5も57.2秒で、相当にレベルが高かったと言えます。
東京マイルなら追走面は問題ないはず。ずっと人気を背負ってきた馬ですが、いよいよ見限られていそう。鞍上もこれまでの外国人ジョッキーから北村宏司騎手に。だいぶ人気は落ちそうですが、素質の高さを信じています。

○6.ドリーミングアップ
前走は最内枠。直線は上がり32.8秒をマークして差し切る寸前でしたが、ペースも遅く、クビ差届かず。
前々走はセイロンジェムスが大敗したレース。五分に出て、かつてよりも行きっぷりが良好。上がり最速の33.4秒で、大外から追い込んで3着。1.32.7は優秀。
レース内容がかなり良くなっており、もう本物でしょう。外差し有利の馬場なら崩れないと見て。

5.レイククレセント、8.オタルグリーンは末の切れるタイプではなく、今の東京芝が合うか疑問。7.シアブリスは鼻出血明け。これは問題なく走れそうですが、相手としてドリーミングアップを信頼する以上、押さえる価値は低いと見て。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。