まぐの予想
| 11シランケド(3人気) | |
| 12シンティレーション(5人気) | |
| 1ミアネーロ(2人気) | |
| 5ジューンオレンジ(4人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
| 着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 11 | シランケド | 3人気(5.8倍) | |
| 2 | 7 | ホーエリート | 8人気(13.6倍) | |
| 3 | 6 | クリスマスパレード | 1人気(3.8倍) | |
| 4 | 2 | ビヨンドザヴァレー | 7人気(10.9倍) | |
| 5 | 4 | フィールシンパシー | 9人気(20.8倍) | |
| 6 | 5 | ジューンオレンジ | 4人気(7.9倍) | |
| 7 | 12 | シンティレーション | 5人気(9.1倍) | |
| 8 | 1 | ミアネーロ | 2人気(5.6倍) | |
| 9 | 10 | エミュー | 11人気(42.6倍) | |
| 10 | 13 | キミノナハマリア | 12人気(56.4倍) | |
| 11 | 8 | ペイシャフラワー | 14人気(147.1倍) | |
| 12 | 14 | セキトバイースト | 6人気(10.6倍) | |
| 13 | 3 | コンクシェル | 10人気(25.1倍) | |
| 14 | 9 | ヒップホップソウル | 13人気(70.5倍) |
| 券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
|---|---|
| 馬連(流し) |
2通り 各2,000円
|
| 馬連(通常) |
5−11
1,000円
|
| ワイド(通常) |
11−12
4,400円
|
| 3連単(1着流し) |
6通り 各100円
|
| 合計 | 10,000円 |
| 払い戻し金額 | 収支 |
|---|---|
| 0円 | -10,000円 |
展望:
中山芝1800mは初角まで205mしかなく、初角でペースが緩むため、内枠の先行馬が有利になりやすいコース。
今回、逃げ・先行馬が多いので、ペース予想がカギを握ると言えます。
テンの遅い逃げ馬のコンクシェルは、外のフィールシンパシーやクリスマスパレード、ペイシャフラワーに被されないためにも押して出していくでしょう。大外枠を引いたセキトバイーストも外を回されたくないため、押して位置を取りに行くと思います。
ハイペース。差し馬狙い。内枠ベターですが、行く馬が多いので外枠からでも差し馬はインに潜り込めそう。
また、中山は速い上がりが出ています。ハイペースで速い上がりの必要は減りそうですが、それでも速い上がりを使えた方がベターと考えて。
◎11.シランケド
前走は出遅れ。リカバリーする気もなく後方待機。5F通過61.2秒ならスローペース。前の残る展開でしたが、上がり33.0秒のダントツの末脚で楽に差し切り勝ち。ちょっとモノが違うなという内容でした。
前々走の2勝クラスは5F通過59.8秒。福島芝2000mでこのペースなら差しの届く展開でしたが、4馬身ぶっ千切ったのは相当に強い。
3走前は皐月賞同日の超高速馬場。2角でハナを奪う強気の競馬。勝ち馬がすぐ後ろにいる展開で、目標にされた分、クビ差交わされてしまった印象。4F目から11秒台が続き、L2が11.5-11.8と失速。逃げる競馬も少し厳しかったように思います。ただ、1.58.2は超高速馬場だとしても優秀。勝ったエンパイアウエストは次走、3勝クラスも突破しました。
スタートはかつてよりも良くなっており、二の脚も付くようになっています。ここ2走のパフォーマンスが相当に高く、完全に本格化。ここも突破できそうです。
陣営は「本来は前、前で運ぶよりも、前走のように脚をためた方がいいタイプ。中山でも好走の実績はあるので」と述べています。
○12.シンティレーション
前走・小倉牝馬Sは同着1着。5F通過57.7秒の超ハイペース。後方インで脚を溜めていました。3.4角もインをロスなく回り、完璧に立ち回っていました。フェアエールングと同着まで詰められたのは案外でしたが、本来、レース上がりの速いレースの方が向くタイプでしょう。
前々走・エリザベス女王杯は五分に出て中団インへ。外にラヴェルを置く形で好位置だったと言えます。直線は伸びてきそうな気配がありましたが、外からレガレイラに寄られてブレーキ。伸びないインも通らされたので参考外でも。
3走前・府中牝馬Sは1000m通過58.7秒のHペース。五分に出て後方待機。L2は11.4-11.0の加速&余力ラップで、最後は抑える余裕のあったブレイディヴェーグとの差を詰めていました。本馬は終い10秒台で上がっています。これなら2200mも問題ないはず。また、1.44.9で走りながら終い10秒台を使えていることからも力は本物です。
4走前・新潟日報賞はインベタの競馬。こちらも1.44.1の超好時計で勝利。2着馬が差し損ねた感は強いですが、その2着トロヴァトーレはニューイヤーSを制した実力馬。この4走前から一気に力を付けた印象。長持ちしやすいロードカナロア産駒の特徴が出ているのかと思います。
府中牝馬Sの2着は非常に高く評価しています。牝馬同士ならどこでも上位のレベルにあります。56キロに関しては4走前に勝利、エリザベス女王杯は不利を受けました。嫌う必要はないと考えて。こちらもインに潜り込むのは容易でしょう。
前走3番人気は妥当にしても、7.8倍は付きすぎな感を受けました。過小評価されている印象が強いですが、枠が不利にならないと考えれば、1.2番人気が妥当に思います。
▲1.ミアネーロ
前走・ターコイズSは位置を取れないだろうと見て無印に。出遅れてしまい、完全に不利な位置になりましたが、上がり最速で差は詰めました。
前々走・秋華賞はスタートを決めて後方待機。大逃げがあって1000m通過57.1秒の超Hペースに。ロスなく乗れたとはいえ、直線はインからかなり良い脚で伸びてきて馬券内があるかと思うほど。残り100mで脚が急に鈍りましたが、2着とは0.3秒差。大健闘でしょう。
3走前・紫苑Sは開幕週としては絶好の最内枠。中団インで流れに乗り、直線やや外に持ち出すほぼ完璧な競馬ができました。負けたのはアンラッキーだったと言えます。
1800mに距離が延びるのはプラス。差しが決まりそうな展開も良いでしょう。陣営は「前走を踏まえて、中間は実戦に近い形でのゲート練習を。どっしりと駐立ができている点は、いい傾向だと思います。五分のスタートを決めて、いい競馬ができれば」と前向き。
絶好の最内枠ですが、その分、売れてしまいそう。55.5キロも実力以上に背負わされた印象で。スタートもまだ半信半疑です。
△5.ジューンオレンジ
控える競馬で変身。
前走・ニューイヤーSは4F通過45.9秒のハイペース。外枠で終始、外を回されるロスが響いた印象。大半の馬が34秒台の上がりを使い、本馬も34.8秒で上がっていますが、前の馬も止まらず。
前々走・ディセンバーSは1000m通過58.8秒の超Hペース。7番枠からすぐに後方インに控えて、その後もロスなく回ってきました。恵まれてはいますが、勝ったエコロヴァルツは中山記念で2着。3着バラジには2馬身差を付けています。1.45.4で走れるなら牝馬限定重賞なら足りるはず。
3走前・ポートアイランドSは800m通過46.1秒のHペース。これはエエヤンが大逃げを打ったからですが、残り200m手前でエエヤンが脱落。終い12.0秒と掛かったことからエエヤン抜きでも差し馬向きだったかと思います。上がり最速タイで3着に浮上。
4走前・京成杯AHはHペース&直線の追い風が強く、差し馬向きの流れの味方はしていますが、1.31.3で5着なら十分によく走れています。
以下は無印の馬について。
2.ビヨンドザヴァレー
あまり上位の上がりを使えるタイプではありませんが、力は確か。
本命を打った前走・ターコイズSは外の3番手から。4F通過46.3秒と流れましたが、高速馬場で厳しくはないペースだったか。上がり34.9秒で2着に粘れるレースになった、という印象ですが、ドゥアイズに抜かれそうで抜かせなかった点は評価できます。
前々走は800m通過48.0秒の超Sペース。2番手からの競馬は恵まれていますが、時計が掛かり気味の京都でL4を45.0秒でまとめたのは立派でしょう。33.5秒の過去最速タイの上がりをマークしました。力も付けてきているのでしょう。
1800mでは1勝クラスの時、5F通過58.9秒のハイペースを2番手から運んで2着に残しています。当時勝ったのがニホンピロキーフ、3着がシランケドでした。守備範囲。
今回は逃げ馬が多いメンバー構成。先行して残せるかどうか。シランケドには実力で逆転されているはずで。
3.コンクシェル
本命を打った前走・洛陽Sは4F通過47.2秒。比較的楽に逃げられました。馬券内に残せるかと思いましたが、残り100mを切ってから失速。もう少し時計の出る馬場だったら……、と思う内容でした。逃げられるならマイルの方が良いという考えです。
前々走・小倉牝馬Sは5F通過57.7秒のハイペース。4番手通過で、4角では先頭に。ただ、手応えは一杯一杯。すぐ外のクイーンズウォークに残り200mで出られると、そのまま失速。ペースを考えれば仕方ありません。
3.5走前はハイペースに。4走前・エリザベス女王杯は距離が敗因でしょう。
昨年のクイーンSは5F通過60.3秒。残せて良いペースで、直線入口で後続を振り切ったかに見えましたが、最後に止まって0.1秒差。
あまりテンの速くない逃げ馬。同型がいる今回はどうか。外にテンの速いタイプが入ったので、被されてしまう危険性が高いと言えそうです。
4.フィールシンパシー
前走・京都金杯は3番手から。4F通過46.2秒は速かったにしても4角で早々に手応えを失って惨敗。意外なほどの惨敗。
前々走・ターコイズSは五分に出て内目を先行。押していましたが、やや行き脚が鈍い。直線は手応えがあったものの、狭くなってブレーキ。外に切り返してからはまた伸びてきたので、不利が悔やまれる敗戦になりました。
3走前・府中牝馬Sは1000m通過58.7秒の速めの流れを中団前目から。直線も外からよく伸びていました。このレースはL2が11.4-11.0の加速&余力ラップ。本馬もほぼ止まっていないはずで、0.6秒差6着は高く評価できます。
前走の大敗が気がかり。逃げ馬が多く、ハイペースになりそうな点もどうか。
6.クリスマスパレード
前走・中山金杯は5F通過58.7秒の超ハイペースの逃げ。ホウオウビスケッツにピッタリとマークされる形。直線は止まりそうに映りましたが、二枚腰を使い、ホウオウビスケッツの方が先に失速。残り100m付近までは先頭をキープ。このハイペースで飛ばしながら4着に残したのは強い内容でした。
前々走・秋華賞は大逃げの2番手。2番手の本馬の位置でもやや速かったですが、3番手を引き離したことでさほど不利にはならなかったか。それでも残り200m付近で先頭。2着とは0.1秒差だからHペース耐性の高さと力を示したと言えるでしょう。
3走前・紫苑Sは強い直線の追い風&超高速馬場。ラップの評価が難しいものの、1.56.6のレコードで勝ったのだから弱いことはないでしょう。
しぶとい。1800mに1F短縮なら粘れても。紫苑Sは超高速馬場&強い追い風で上がり33.9秒をマークしていますが、本質的に上がりは使えないタイプ。
それでも前で残すならこの馬でしょう。
7.ホーエリート
陣営が再三、「切れる脚を持っていない」と述べている馬。
前走の3勝クラスは五分に出て中団待機。やや早めに外から進出。長く脚を使って押し切りましたが、当時の馬場で2.13.0は平凡。11秒台前半をほぼ踏まないラップ。相手関係を見ても重賞で通用するか微妙だと思います。
前々走・秋華賞はインをロスなく回っての0.9秒差。
3走前・紫苑Sでは上がり33.6秒を使ってはいますが、あくまで開幕週の超高速馬場&直線の追い風が強かったからこその脚。
オークスは速い脚を使えない点を危惧して外から早めにマクっていく競馬を選択したという話です。スタミナは豊富でしょうが、重賞では厳しい。陣営も「雨が降ってくれるなら有り難い」と述べています。
8.ペイシャフラワー
前走・ニューイヤーSはスタートで外の馬と衝突。行き脚が付かず最後方からに。多くの馬が上がり34秒台でまとめていたレース。34.4秒とはいえ、最後方からでは評価に値せず。
前々走・ターコイズSは出遅れて最後方からに。インをロスなく回ったことで上がり2位の34.2秒を使えていますが、終いは伸びを欠いています。
3勝クラス勝ちは2番枠から積極的に逃げ。中京マイルらしく800m通過47.1秒のSペース。道中で2馬身差のリードを築き、最後までその差をほぼ詰めさせませんでした。展開に恵まれたのは確か。
持ち時計のない馬で、1800mの適性も疑問で。
9.ヒップホップソウル
前走・アルデバランSは爪の不安で5ヶ月振り。出負け気味に出て中団インも、早々に手応えを失って大敗。
3走前・メイSは完全な前残りになったレースですが、インの44番手から伸びを欠いて0.5秒差6着に脱落。恵まれた展開を思えば、物足りません。
4走前・中山牝馬Sは陣営も不可解な負け方だと述べるほどの大敗。スローペースだったので展開自体は良かったはずです。
母ダンスファンタジア、母母ダンスインザムードはともに現役中にスランプに陥りました。本馬も自分から辞めてしまっているような負け方をするようになってしまい、復調気配が見えるまでは手が出にくいところです。
10.エミュー
3走前からチークピーシズを着用、前走・小倉牝馬Sはブリンカーを着用しました。
その前走・小倉牝馬Sは5F通過57.7秒という超ハイペース。差し馬が上位独占しました。本馬は五分に出て後方待機。3.4角でインをロスなく回る上手い立ち回り。0.3秒差5着に健闘しました。
前々走・新潟牝馬Sは先行。1000m通過58.9秒のHペースで展開不利でしたが、しぶとく脚を使い、最後まで止まってはいません。
3走前・ポートアイランドSは内枠から押して出していきましたが、外から被せてくる馬が多く、結局は後ろから。伸びずバテずで0.8秒差9着。
3走前から1秒負けておらず、チークピーシズやブリンカーの効果はありそうです。速い上がりを使えない差し馬という点が割り引き。
13.キミノナハマリア
道悪巧者。2勝クラス勝ちは重馬場で6馬身ぶっ千切っての勝利でした。
前走・小倉牝馬Sは5F通過57.7秒の超ハイペース。五分に出て後方イン。3.4角はインをロスなく回り、直線入口ではエミューと同じ位置。一旦はこちらが出ていましたが、最後にエミューに差されて7着まで。0.4秒差ならさほど負けてはいません。
前々走・エリザベス女王杯は押して位置を取る形。勝ったスタニングローズの後ろで上手く運べたと思います。最後まで止まっている訳ではありませんが、ジワジワと離されていく形で、切れ負けした印象。
速い上がりが使えないので、雨やハイペースなどの助けが欲しいところ。今回、ハイペース想定なのは良いものの、雨はない予報&他に切れ者が多くて。
14.セキトバイースト
前走は5F通過60.0秒。五分に出てハナに立ちましたが、2着マイネルティグレがやや強引にハナへ。こちらは楽に2番手通過しており、直線ではマイネルティグレを交わすだけでした。恵まれた面はありますが、力が上だったのでしょう。
前々走・秋華賞は5F通過57.1秒の超ハイペースの大逃げ。1800mまでは先頭。残り200mでクリスマスパレードに並ばれると大きく失速。
3走前・ローズSは5F通過60.3秒で大逃げを打てるという幸運。これだけ恵まれればそりゃあ残すだろうという展開。
行き脚はあるので、1800mの方が良いでしょう。同型の存在がカギ。大外枠も難しいところに入りました。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。