まぐの予想
| 1マイネルチケット(2人気) | |
| 2タイセイカレント(4人気) | |
| 4リラエンブレム(3人気) | |
| 7オンザムーブ(12人気) | |
| 12ラージギャラリー(10人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
| 着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | リラエンブレム | 3人気(4.7倍) | |
| 2 | 8 | アルテヴェローチェ | 1人気(3倍) | |
| 3 | 15 | ウォーターガーベラ | 14人気(75.5倍) | |
| 4 | 1 | マイネルチケット | 2人気(4.5倍) | |
| 5 | 2 | タイセイカレント | 4人気(8.1倍) | |
| 6 | 5 | ジーティーマン | 5人気(8.8倍) | |
| 7 | 3 | アクルクス | 15人気(176.9倍) | |
| 8 | 12 | ラージギャラリー | 10人気(51.4倍) | |
| 9 | 7 | オンザムーブ | 12人気(68.3倍) | |
| 10 | 9 | リカントロポ | 11人気(64.1倍) | |
| 11 | 10 | ゴールデンカイト | 9人気(46.2倍) | |
| 12 | 13 | レーヴブリリアント | 6人気(14.9倍) | |
| 13 | 6 | カラヴァジェスティ | 7人気(23.2倍) | |
| 14 | 11 | メイショウツヨキ | 13人気(73.1倍) | |
| 15 | 14 | アーリントンロウ | 8人気(24.2倍) |
| 券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
|---|---|
| 馬連(流し) |
2通り 各3,100円
|
| 馬連(流し) |
2通り 各500円
|
| 馬連(通常) |
2−4
1,000円
|
| 3連複(1軸流し) |
6通り 各100円
|
| 3連単(1着流し) |
12通り 各100円
|
| 合計 | 10,000円 |
| 払い戻し金額 | 収支 |
|---|---|
| 0円 | -10,000円 |
展望:
Hペース想定:内枠有利・Hペース耐性の高い先行馬と荒れ馬場得意の差し馬有利
中京芝は馬場の全体が荒れているため、外に持ち出しても伸びず、結果的に荒れた内を通した方が有利になっています。騎手もそう判断したのか、ソルトクイーンの単騎逃げ濃厚に見えた日曜12Rは、想像以上に外枠勢が出していきました。600m通過34.6秒とまずまず流れても前が残る結果に。
荒れた馬場に差し脚が削られる点も先行有利に拍車をかけています。
位置を取りやすく、ロスなく回れる内枠勢が有利。
中京マイルは非常にペースが緩みやすいコース形態ですが、逃げ・先行馬が多く、騎手らも前有利を分かっているためHペースまで引き上がりそう。
Hペース耐性の高い先行馬を軸。相手には同タイプと、荒れ馬場でも差して来られそうな馬をチョイス。
◎1.マイネルチケット
Hペース耐性が高く、先行してしぶといタイプ。
前走・京王杯2歳Sは600m通過34.9秒を先行。前の3頭を深追いせず、離れた4番手。一旦抜け出しましたが、直後にパンジャタワーが迫ってきて差し切られました。距離短縮もプラスに働いての2着好走。
前々走・サウジアラビアRCは800m通過45.7秒というかなりのHペース。3番手は前過ぎる位置でしたが、高いHペース耐性を示して3着に好走。ただ、L2は11.6-12.0と止まっている訳で、こういうHペースが向くタイプ。
3走前の未勝利勝ちも800m通過46.3秒のHペース。外に進路を切り返すまでに時間が掛かりましたが、最後に差し切り。L2は11.6-12.2と前が止まったからこその切れでしょう。
Hペース耐性の高さを生かせる展開になれば……、と考えましたが、まさしくそうなりそうな気配。その上、絶好の最内枠を引き当てました。これ以上ないくらいに条件が揃った以上は本命を打ちます。
○2.タイセイカレント
前走・朝日杯FSは大外枠から好発を切りましたが、下げて中団。この判断が良くありませんでした。800m通過48.0秒の超Sペースを外目追走。ここまでペースが遅いと、内でロスなく乗らないと間に合いません。結果、1-4番枠が1-4着を独占。前に行くべきでした。
前々走・サウジアラビアRCは出遅れ。800m通過45.7秒のHペースになり、展開自体は向いています。ただ、この馬は5F目で前との差を詰めていたので、L5の数字で見るとかなり速かったはずです。
新馬戦はL2を10.9-11.3の余力ラップでまとめて逃げ切り。鞍上は「優等生です。言うことなかったですね」と述べていました。やや出負け気味のスタートからリカバリーしてハナへ。
前走後、鞍上が「初めて馬込みに入る形になって、エキサイトしていました」と述べていました。その点がカギですが、力は上位。
基本的にはインをロスなく好枠だと判断したいところ。父モーリスに母父ガリレオなら荒れ馬場は得意な部類でしょう。
▲4.リラエンブレム
前走はL2が11.7-11.5の加速ラップ。馬場を踏まえれば、1.34.2は速い。スタートを決めて先団。残り200m付近では先頭に立っていたので、本馬は終い11.5秒でまとめているはず。父キズナ✕母父ガリレオで、あまり速い上がりに対応できないタイプという点が今回、プラスに働きそうです。
△7.オンザムーブ
前走は800m通過46.4秒と、中京マイルとしてはかなりペースが流れました。スムーズに出て先行。直線で先頭に立つと、後続の追い込みをアタマ差凌ぎました。L2は11.9-12.1と掛かっており、余力はありませんが、Hペース耐性の高さは示しました。
3走前は鞍上の坂井瑠星騎手が「切れる脚がないので自分のペースで競馬をしました」と述べていました。800m通過47.1秒は速かったとはいえ、勝ったダノンミッションとは0.6秒差の完敗。
ただ、1.33.7で走破しており、ミルコ・デムーロ騎手が出していけば、恵まれる可能性も。テンがあまり速くないので、逃げられるかは分かりませんが、枠は良いところ。番手からでも競馬はできます。
☆12.ラージギャラリー
前走は800m通過48.1秒のSペースながら、L2を11.2-11.4の余力ラップでまとめて逃げ切り勝ち。楽逃げが叶ったとはいえ、2着に3馬身差を付けているのだから完勝です。同日のこうやまき賞も800m通過48.1秒。こうやまき賞の方がその後に緩んだこともありますが、それでも1.34.9はこうやまき賞よりも0.2秒速い勝ち時計。
前々走は大外枠から先団。道中は力んでいて、直線はジワジワと離されていく形に。外を回されるロスも響きました。
マイルの方が合いそう。陣営は「高速馬場より今の中京の馬場は合いそう」と前向き。枠は気がかりですが、穴候補として。
以下は無印の馬について。
3.アクルクス
前走・秋明菊賞は600m通過36.9秒の超Sペースにもかかわらず、L2は11.4-11.5止まり。ほぼ五分に出て中団後ろから。直線もそれなりに伸びてはいますが、あくまで低レベル戦での5着。
新馬戦はやや出負け気味に出て先団を見る形。600m通過が34.8秒と新馬戦としては速く、差す形が向きました。L2は12.0-12.3と大きく失速しており、1Fの延長は大きな課題で。
5.ジーティーマン
前走・東スポ杯2歳Sはペースアップが遅く、後半3F戦に。先行策は有利でしたが、直線では前にじわじわと離される形に。完全に切れ負けしました。
新馬戦は高速馬場の新潟芝1800m戦。1000m通過は61.1秒と新馬戦にしては流れましたが、L4は46.7秒で、L2は11.4-11.7と平凡。スタートはイマイチでしたが、二の脚が良く先行策。直線の手応えが良く、追い出しを我慢。まともに追い出したのは残り300mを切ってから。その割に2着馬にクビ差まで追い詰められており、案外な僅差での勝利でした。
前走、行きたがっていたので距離短縮はプラスでしょう。その分でどこまでパフォーマンスをアップできるか。
6.カラヴァジェスティ
新馬戦は出遅れて後ろからになりましたが、600m通過37.1秒の超Sペースで、馬群は団子に。L2は10.9-11.1とかなり速い数字ですが、東京芝1400mは超Sペースの時、この型のラップになりやすい。
フェアリーSに登録のあるミーントゥビーは600m通過38.4秒で、L2が10.7-10.9と更に速い数字でした。
昨年のルージュスエルテの1勝クラスは600m通過が37.6秒で、L2は10.8-10.8。
ミーントゥビーやルージュスエルテにはラップ的に見劣りするため、重賞で通用するかどうか。脚が速いのは確かですが、上がりが掛かりそうなのでレースも合わないのでは。
8.アルテヴェローチェ
前走・朝日杯FSは800m通過48.0秒の超Sペース。五分に出ましたが、鞍上は「折り合いを欠きそうになった時に抑えると、外から押し込まれたり、ちょっとスムーズなレースができませんでした」と述べていました。上がり34.4秒はメンバー4位で、それなりに脚は使えています。
前々走・サウジアラビアRCは控えたのが好判断。800m通過45.7秒を先行した上で、後半もラップを落とさないということは2歳馬の持続力では基本的に難しい。大外から差し切り。恵まれたのは確かで、本馬もほぼ力を出し切ったはず。終いは11.7秒くらい掛かっています。
新馬戦はL2が11.6-11.5の加速ラップ。スタートを決めて先行策。3.4角はかなり外目を回しましたが、ヒシアマンの追撃を封じ込めました。パトロールビデオを確認したところ、ヒシアマンとロスの大きさは同じくらいでした。恵まれていた訳ではないので評価して良いでしょう。ヒシアマンは次走で6馬身差の圧勝を収めた素質馬です。
実績上位で、良い比較対象にはなります。
前々走・サウジアラビアRCは控える好騎乗あっての勝利で、前走の朝日杯の1番人気は売れすぎだったと考えています。問題はどう乗るか。控える競馬で結果が出た以上、今後のことも考えて控える確率が高い。間に合わない可能性も十分で、ここは見送る価値十分だと考えます。
9.リカントロポ
前走は5馬身差の圧勝ですが、L2は11.9-12.2と大きく減速してこそいないものの、重馬場だとしても特に速かった訳ではありません。道悪適性の差も出たはずです。
前々走はL2が11.1-11.3の余力ラップ戦。直線でジワジワと前から離されたことからもスピード不足は明らかでしょう。時計が掛かってきているのは良いのですが、雨も欲しかったところで。
10.ゴールデンカイト
初芝で全くの未知数。
父タピット✕母父メダグリアドーロという完全なダート血統。
前走の最終追い切りは坂路を馬なりで全体時計51.9秒、終い12.0秒の好時計。スピード能力は高そうですが、いきなり芝の重賞で買えるかと言われれば、狙いは立ちにくくて。陣営は「芝適性は何とも言えませんが、試してみる価値はあると思います」と述べています。
今の荒れ馬場ならあり得るかとも考えましたが、ここまでは手が回りません。前走は芝スタートでやや出負けしましたが、二の脚が速く、芝でもある程度の位置を取れそうです。
11.メイショウツヨキ
前走・ききょうSは600m通過34.1秒のHペース。やや出負けしてリカバリーしましたが、被されて一度は最後方に下がりました。そこからまた位置を取るチグハグなレースに。差し切りそうな勢いでしたが、序盤のチグハグさが響いたか、残り100mで前と脚色が同じに。
前々走はダッシュが速く、すぐ1馬身抜け出しましたが、2番手に待機。直線は逃げたオンザムーブを捉えて完勝。こちらは好発を決めましたが、オンザムーブの方は出がイマイチ。押して内からハナを奪い、800m通過46.2秒のHペースに。オンザムーブは負けて強しの内容。今回の枠の差も考えてこちらは見送ります。
13.レーヴヴリリアント
前走・ベゴニア賞は中団インでロスなく回ってきました。800m通過46.4秒のHペースで、終い12.1秒と前が止まったところで追い込みましたが、縦長の馬群になったことで前が残る結果に。
新馬戦は出負けして後方から。外目を進出していき、L2の11.8-11.0の加速&余力ラップを差し切りました。この日、直線向かい風だっただけに、この加速ラップは素晴らしい。同日6RもL2が11.6-11.2の加速ラップになりましたが、勝ったブラウンラチェットは阪神JFで1番人気に推された馬です(馬体減が響いて全く走れませんでした)。その比較からすれば、本馬もかなりの器のはずです。
ただ、今回の外枠は大きく割り引き。外枠差しの形で伸びてくるとは思えません。来たらゴメンナサイです。
14.アーリントンロウ
前走・小倉2歳SはL2が11.0-11.7の余力ラップ戦。五分に出てエイシンワンドを見ながら運びましたが、あまり手応えが良くなく、一度はエイシンワンドに大きく差を付けられました。ただ、残り200m付近から猛追して0.2秒差3着。
未勝利勝ちは好発を切ってハナへ。L2は11.2-12.0で、1.20.6は2歳レコードの超好時計。
新馬戦は出遅れ。L2は11.5-11.2の加速&余力ラップで、上がり最速でクビ差まで差を詰めてきました。加速が遅れ気味だった新馬戦の内容からはマイルは持ちそうですが、あくまで控えての話。この枠で控えると外々を回される危険性が高い。逃げたらさすがに止まりそうで。
15.ウォーターガーベラ
ウォーターリヒトの半妹。レイデオロ産駒らしく、速い上がりを使えないタイプ。兄ウォーターリヒトは力を付けて速い上がりを使えるようになっているので、この馬も今後、成長するかもしれません。
前走・つわぶき賞は出遅れ。インで動けず、4角では最後方まで下がりました。直線はフラフラしていて、伸びきれず。
前々走・ファンタジーSも出負けして後方から。600m通過36.0秒は遅すぎ。後方の時点で不利でしたが、脚も全く使えていません。陣営は「レース中に目を外傷。塊が当たったことで気持ちが途切れてしまったと思う」と述べていますが、それだけが原因とは思えないくらいの負け方。
新馬戦と未勝利勝ちのラップも平凡で。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。