まぐの予想
| 8レイユール(1人気) | |
| 7ホウオウガイア(3人気) | |
| 6ミーントゥビー(6人気) | |
| 9モルティフレーバー(8人気) | |
| 12エリカエクスプレス(2人気) | |
| 13ティラトーレ(4人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
| 着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | エリカエクスプレス | 2人気(5.9倍) | |
| 2 | 13 | ティラトーレ | 4人気(6.4倍) | |
| 3 | 11 | エストゥペンダ | 9人気(27.8倍) | |
| 4 | 1 | マイスターヴェルク | 5人気(6.6倍) | |
| 5 | 2 | キタノクニカラ | 13人気(72.8倍) | |
| 6 | 16 | レモンバーム | 14人気(94.7倍) | |
| 7 | 5 | ハードワーカー | 15人気(99倍) | |
| 8 | 15 | ミラーダカリエンテ | 16人気(107.4倍) | |
| 9 | 8 | レイユール | 1人気(4.7倍) | |
| 10 | 7 | ホウオウガイア | 3人気(6.1倍) | |
| 11 | 3 | ジャルディニエ | 7人気(14倍) | |
| 12 | 9 | モルティフレーバー | 8人気(14.8倍) | |
| 13 | 4 | ネーブルオレンジ | 12人気(62.8倍) | |
| 14 | 6 | ミーントゥビー | 6人気(8.4倍) | |
| 15 | 10 | ルージュミレネール | 10人気(30.8倍) | |
| 16 | 14 | ニシノラヴァンダ | 11人気(45倍) |
| 券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
|---|---|
| 単勝(通常) |
8
3,000円
|
| 馬連(通常) |
7−8
2,500円
|
| 馬連(通常) |
6−8
2,000円
|
| 馬連(通常) |
8−9
500円
|
| 3連単(1着流し) |
20通り 各100円
|
| 合計 | 10,000円 |
| 払い戻し金額 | 収支 |
|---|---|
| 0円 | -10,000円 |
展望:
Hペース想定:内枠有利・差し有利
1200mで逃げられるニシノラヴァンダが外枠から主張するはず。世代限定のマイル戦らしく、逃げ・先行で勝ってきた馬が多数。ニシノラヴァンダに付いていく馬も多く、Hペースになると読み解きます。
Cコース替わりで、内の馬場が良いので内枠有利。Hペースになれば、差しは届くでしょう。
◎8.レイユール
新馬戦はL2が11.8-10.8の加速&余力ラップ。800m通過は47.8秒のSペースでした。この型のラップは、全馬スタミナを余しているので、外を回してスムーズに加速した方が有利だとシックスペンスの新馬戦で学びましたが、本馬はインをさばいて瞬時に加速しました。シックスペンスの新馬戦が800m通過49.9秒で、L2は11.9-10.7。こちらもシックスペンス並みの素質馬だと言えるでしょう。
前走・赤松賞はL5が57.7秒で、L2は11.1-11.6。かなり優秀な余力ラップ戦です。出遅れて最後方から。明らかに展開不利でしたが、終い11.6秒と減速したところで猛追しました。本馬は終い11秒台前半でまとめているだけに力は上位。
初戦は五分に出て後ろからに。前走は出遅れて後方からになっています。
スタートがカギ。あとは嶋田純次騎手が上手く導けるか。
私の場合、昨年まで馬の能力を最重視してきたからか、リーディング上位騎手ほど成績が良く、下位騎手ほど成績が下がっていました。
馬の能力だけなら抜けているはずです。
○7.ホウオウガイア
新馬戦はマイル戦にもかかわらず、5F通過が65.4秒という超スローペース。ほぼ3Fのみの競馬で、L2は11.4-10.9。脚力があるのは分かりました。
前走・百日草特別は1000m通過63.5秒の超Sペース。後方集団から。L2は11.4-11.4と少し物足りませんが、ある程度、速い脚を持続できるのは分かりました。最後に垂れているだけにマイルはプラスに働きそう。陣営も「前走は2角で落馬寸前の不利があったし、伸び切れなかったのは距離が長かったこともあると思う。ハミ受けに難しいところがある馬。ジョッキーに乗ってもらって把握してもらった」と前向きです。
2戦とも五分のスタートを切っているのは、レイユールよりも信頼度が高いと言えます。
▲6.ミーントゥビー
前々走の1勝クラスは600m通過38.4秒の超Sペース。4F目もペースアップせず、上がり3Fだけの競馬に。L3が11.5-10.7-10.9。
前走・阪神JFではこの速い脚をどれだけ持続できるのか、危惧しました。
大外枠からスタートを決めて中団やや後ろに待機。直線は馬場の良いところを通せたとはいえ、しぶとく脚を使って0.9秒差。800m通過46.5秒のHペースで、差す競馬も向きましたが、思っていたよりもやれました。
3走前・ダリア賞は600m通過34.4秒のHペースを先行。0.8秒離されての3着では評価しにくいのですが、今、控える競馬ならやれるはずです。
△9.モルティフレーバー
前走・芙蓉Sは1000m通過62.1秒で逃げて、完全に展開に恵まれたにもかかわらず、0.7秒差負け。
前々走は逃げ切ったとはいえ、L2は11.1-12.2と、最後に大きく失速しています。
ただ、新馬戦はL2が11.2-11.5の余力ラップ戦で、上がり最速の33.8秒をマークして0.1秒差。
2000mの2戦は度外視して、マイルで見直す手も十分。陣営は「前走は3走目で精神的な疲れがあったのかも」と述べています。今回は「いい動きでしたし、リフレッシュの効果はありそう。距離短縮もいいと思います」と前向きです。マイルで差す競馬に回れば。
☆12.エリカエクスプレス
新馬戦は五分に出て、内枠からジワッとハナへ。800m通過は46.8秒と新馬戦としては流れましたが、危なげなく逃げ切りました。当時の稍重馬場で1.34.7はかなり優秀ですが、L2は12.1-12.1と掛かっています。余力面という意味では物足りません。
当時の馬場で1.34.7は速く、スピード指数では高い数値が出ています。それが人気になっている要因でしょう。
陣営は「前走はスピードの違いでハナを切る形でしたが、ためれば切れる脚が使えそう。まだ幼いので、これから良くなってくる馬だと思いますが、スムーズな競馬さえできれば」と述べていますが、12番枠は少し外枠過ぎて。また、控える競馬に対応できるかもカギ。
三連単要員として押さえます。
☆13.ティラトーレ
前走・ひいらぎ賞は五分に出て押して先行。ただ、その後は終始外を回される厳しい展開。その上に、800m通過45.8秒のHペース。もっと大きく負けても不思議ありませんでしたが、差し馬の2頭に差されただけで4着を確保。1.32.4という破格のレコードが出ましたが、本馬の1.33.0も十分に優秀です。
初戦はL2が11.2-11.3の余力ラップ。逃げ馬をマークして、最後は3馬身突き放しました。
力は足りるはずですが、今回も前走同様の13番枠。またしても外を回されてしまう危険性は低くなくて。
三連単要員として押さえます。
以下は無印の馬について。
1.マイスターヴェルク
前走・未勝利勝ちは800m通過48.6秒のSペースを先行。馬場の真ん中から残り400m付近ではもう先頭。そのまま押し切りましたが、L2は11.2-11.9と掛かりました。
初戦は完璧な余力ラップ&レコードだったファンダム戦。中枠から五分に出て先団。上がりでファンダムに劣り、5馬身も離された3着ですが、L5の数字で見るとこの馬も余力ラップ基準をクリアしているはず。持続力が高くても速い上がりを使えないタイプでしょう。
先行力を生かせれば……、と考えていましたが、ここは外から先行馬が殺到する危険性が高い。インの好位で運び、かつ、バテなければ。
2.キタノクニカラ
前走・赤松賞は出遅れて後方から。そのまま後方を回ってきましたが、伸びず1.2秒差負け。L5が57.7秒とレースレベルは高かったものの、先着している馬が2頭登録しています。
3走前のアスター賞はスタートを決めて好位のインに潜り込む競馬。L2は11.7-11.2の加速&余力ラップですが、緩めのペース&開幕週の超高速馬場&直線の追い風が強すぎたので価値としては低い。
初戦はラップ・時計とも平凡で。
3.ジャルディニエ
前走・阪神JFは五分に出て後方待機。800m通過46.5秒のHペースだったので控えたのは良かったはず。道中インで立ち回り、直線で馬場の真ん中付近へ。最後まで伸びており、悪くはない内容でした。
前々走・アスター賞はL2が11.7-11.2の加速&余力ラップですが、開幕週&直線の追い風が強く、同日他レースと比較しても価値は微妙。2Rのマイル戦のL2が11.5-11.3。勝ち時計は1.33.8でした。1勝クラスで1.33.6では高く評価できないでしょう。最内枠で溜めて、3角から徐々に外に持ち出す上手い立ち回りでした。
3走前は1000m通過59.3秒のHペースで逃げて、後半4Fは全て12秒台に。ここも同日他レースと比較して誇れるラップではなくて。
初戦は逃げたサニーサルサが800m通過45.9秒のHペースで逃げ切り。12.6秒まで失速した残り200m過ぎで猛追しましたが、届かず。
牝馬限定重賞なら足りても不思議ありませんが、他に買いたい馬が多くて。
4.ネーブルオレンジ
前走・こうやまき賞は800m通過48.1秒の超Sペースでの逃げ。L2が11.0-11.3の余力ラップになったとはいえ、終いに垂れて0.4秒差の3着に脱落。1200mでおろした馬で、本質的にマイルは少し長そう。
前々走は800m通過48.4秒のSペースに落としての逃げで、L2を11.0-11.7の余力ラップでまとめましたが、ギリギリの余力ラップでした。
新馬戦は600m通過37.0秒のSペースながら、L2は11.3-11.3の余力ラップに。ただ、逃げて0.2秒差だったので本馬は終い11.5秒の計算になります。1400mまでがベターか。
5.ハードワーカー
前走・芙蓉Sは1000m通過62.1秒のSペースを先行しましたが、心房細動発症で3角から後退していきました。参考外。
前々走の新馬戦は1000m通過64.8秒で逃げて、L2は11.6-11.0の加速&余力ラップで逃げ切り。ただ、開幕週&直線の追い風の影響で好時計がバンバンと出ていた中、超Sペースだったとはいえ、後半ラップも物足りません。せめて、他馬より速い上がりをマークしていれば評価できていたものの、本馬の上がり34.3秒はメンバー4位の数字。進路差や上がり面を考えれば2着馬の方が強いはず。その2着馬は次走勝ち上がり、1勝クラスでは展開やや不利で0.3秒差4着でした。
マイルへの短縮でどこまでパフォーマンスアップできるか。陣営は「中距離がベストだと思っていますが、器用さがあるのでマイル戦も対応可能です」と述べています。マイル向きという訳でないのなら、敢えて買うまでもなくて。
10.ルージュミレネール
前走は中山芝1800mとしては不利な15番枠からハナへ。ですが、600m通過36.8秒と遅く、他馬が主張しなかった面や遅かった面が大きかったか。そのまま逃げ切りましたが、上がり36.4秒は平凡。同日の200m長いホープフルSに当てはめると上がり36.8秒は再開タイの数字。物足りません。
初戦はレコードでハイレベルなキングスコール戦。4F過ぎにマクり、長い脚は使っていますが、前走を見る限りでは足りません。
11.エストゥペンダ
前走は3戦目でようやく勝ち上がり。ただ、ラップ・時計は優秀でなく、1.2戦目より相手が弱化したことで勝てたように思います。ただ、折り合いが付いたこととスタートが改善したのは評価ポイント。
前々走はL2が11.2-11.3の余力ラップ戦。出負けして、その後は引っ掛かって位置を押し上げる形に。伸びてはいますが、前と脚色が同じに。
新馬戦はL2が11.0-10.9の加速&余力ラップ。出負けして後方からになりましたが、Sペースだったので前とそう差はありませんでした。馬群を割って伸びてはいますが、1着ミリオンローズ、2着エンブロイダリーらとの終いの伸びの差は明白で。
相手強化の今回、前走の水準では足りないでしょう。
14.ニシノラヴァンダ
前走・函館2歳Sは押してハナへ。600m通過34.0秒のHペースで2着に残したのは立派ですが、昨年の函館は最後まで馬場が良く、恵まれたか。
新馬戦はスタートダッシュが速く、即座に1馬身のリード。外から被せてきた馬に抵抗してハナを守ると、後続を4馬身千切りました。
問題は2Fの距離延長。前走は本馬自身、終い12.2秒まで失速している計算。距離がもつ可能性は低くて。
15.ミラーダカリエンテ
3走前の未勝利勝ちのL2が11.2-11.3で逃げ切り。
その次走・サフラン賞は相手関係的にまずまずやれるだろうと思っていましたが、800m通過47.8秒のSペースで逃げてハナ差の惜しい2着。ただ、圧倒的人気のエンブロイダリーがポカった側面が大きい。ラップ・時計極めて平凡です。
前走・赤松賞は600m通過36.2秒のSペースで逃げて、L5が57.7秒。0.7秒差の本馬は58.4秒程度掛かっていた計算になります。持続力だけならそう弱くはないでしょうが、前走で先着されたレイユールが出走。本馬は上がりは使えないタイプ。前に行ってどこまで粘れるか。陣営は「自分のリズムで運べれば重賞でも」と述べており、無理に控える競馬はしないようで。
16.レモンバーム
新馬戦はソロっと出て中団から。かなりの外から徐々に位置を押し上げていく形で、直線入口では前を射程圏に。残り200mで前と2馬身ありましたが、楽に差し切りました。L2は11.1-11.7と余力ラップではないものの、3.4角でかなりの外を回していたロスを考えると十分に評価できる内容。勝ち時計も上々。
前々走・京王杯2歳Sは出遅れて後方から。伸びないインを突いたので参考外でも。
前走・万両賞も出負け。押して中団から。600m通過35.9秒のSペースで、これは逃げ馬に展開が向きました。L2は11.1-11.5でレベルは低くありませんが、本馬はラップを作った逃げ馬に上がりで0.5秒差も付けられていて。
やはり新馬戦が余力ラップでなかったことで、そこまで強くなかったか。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。