まぐの予想
| 8デルアヴァー(9人気) | |
| 6クロワデュノール(1人気) | |
| 15ピコチャンブラック(3人気) | |
| 12マジックサンズ(2人気) | |
| 1ジョバンニ(6人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
| 着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | クロワデュノール | 1人気(1.8倍) | |
| 2 | 1 | ジョバンニ | 6人気(19.1倍) | |
| 3 | 11 | ファウストラーゼン | 17人気(303.3倍) | |
| 4 | 16 | ジュタ | 8人気(26.5倍) | |
| 5 | 4 | クラウディアイ | 13人気(67.2倍) | |
| 6 | 10 | アスクシュタイン | 12人気(65.7倍) | |
| 7 | 3 | ジェットマグナム | 10人気(46.2倍) | |
| 8 | 5 | レーヴドロペラ | 16人気(209.4倍) | |
| 9 | 8 | デルアヴァー | 9人気(35.1倍) | |
| 10 | 2 | ショウナンマクベス | 14人気(122.4倍) | |
| 11 | 18 | マスカレードボール | 4人気(9.9倍) | |
| 12 | 13 | ジュンアサヒソラ | 11人気(54.2倍) | |
| 13 | 15 | ピコチャンブラック | 3人気(7.6倍) | |
| 14 | 7 | ヤマニンブークリエ | 5人気(18.2倍) | |
| 15 | 14 | リアライズオーラム | 15人気(138倍) | |
| 16 | 12 | マジックサンズ | 2人気(6.4倍) | |
| 17 | 17 | アマキヒ | 7人気(23.5倍) | |
| 18 | 9 | アリオーンスマイル | 18人気(368.4倍) |
| 券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
|---|---|
| 単勝(通常) |
8
1,000円
|
| 馬連(通常) |
6−8
1,300円
|
| 馬連(通常) |
8−15
700円
|
| 馬連(通常) |
8−12
400円
|
| 馬連(通常) |
1−8
300円
|
| ワイド(通常) |
6−8
3,900円
|
| ワイド(通常) |
8−15
2,100円
|
| 3連複(2軸流し) |
3通り 各100円
|
| 合計 | 10,000円 |
| 払い戻し金額 | 収支 |
|---|---|
| 0円 | -10,000円 |
展望:
Mペース想定:内枠有利・差し有利
逃げにこだわるタイプは少なく、アスクシュタインの逃げ濃厚か。色気を持った陣営が先行しそうで、Sペースにはならなそうです。
中山は高速馬場が継続していますが、2000m以上になると差しが決まりやすい傾向にあります。9月からの開催で20R行われましたが、逃げ切った4頭は全て新馬戦でした。それ以外では比較的差しが決まりやすくなっています。2歳未勝利で勝った7頭の内、ロジャリーマイン、スワローシチー、ガンバルマン、フクノブルーレイクの4頭が東京芝2000mで差し届かなかった馬。今の中山芝2000mは東京芝2000mよりも遥かに差しが利きやすいと言えます。
9月からの開催では1枠、2枠がダントツの成績。
ここは東京で差せなかった馬の中から、なるべく内枠を引いた馬を狙います。
◎8.デルアヴァー
父フランケル✕母アムールブリエという良血馬。ノースヒルズがアムールブリエを海外に連れていってフランケルを付けた期待の馬です。
福島の新馬戦はL2を12.0-11.4の加速&余力ラップでまとめて差し切り。1000m通過を機に位置を押し上げており、その上で上がり34.4秒の最速上がりをマーク。かなり長く脚を使いながら上がり最速だったので価値は非常に高い。福島でデビューする馬ではなかったと言えます。
少し4角で外に膨れた点は気がかりですが、この加速ラップを差し切っているだけに、基本的にコーナー4つも合うはずです。前走後、鞍上も「現状ではコーナーが4回ある2000メートルくらいの条件の方が合っている感じです」
前走・東京スポーツ杯2歳Sも出遅れて後方から。こちらも残り1000m付近から位置を押し上げていった上で、上がり最速の33.3秒をマーク。1000m通過60.9秒のSペース&ペースアップが遅く、とても後方から届く展開ではありませんでしたが、あの位置から5着まで追い上げたのは非常に高く評価。
中間にはゲート練習をしており、11秒台を2度出しています。12秒台前半も1度出しており、ここはスタートを決めてくる可能性も十分。
三浦皇成騎手の中央初G1がここになる可能性は決して低くありません。
○6.クロワデュノール
新馬戦はL5を57.3秒、L4を45.4秒、L2を11.1-11.5でまとめるほぼ完璧な余力ラップで勝利。上がり差で次点に0.5秒差を付けており、力の高さは新馬戦で十分に示しています。
前走・東京スポーツ杯2歳Sは1000m通過こそ60.9秒と遅くはありませんでしたが、その後のペースアップが遅く、後半3Fだけの競馬に。明らかな前有利の展開ながらしぶとく粘る前2頭をしっかりと交わしました。着差の付かない展開だったので、勝ちきっただけで評価。
調教後馬体重がマイナス12キロですが、前走で24キロ増えた分が減っただけでしょう。東京スポーツ杯2歳Sは多少重めの状態で勝ったのだからやはり相当な器。
先行力も高く、速い上がりを使えることから差しに回っても大丈夫でしょう。ここは人気でも逆らえません。
▲15.ピコチャンブラック
新馬戦はL2を11.8-11.3の大幅な加速&余力ラップで逃げ切り。小回りで直線の短い福島や小倉の中距離戦で余力ラップが出る時はこういう形が多いですが、高い加速性能を示している訳なので基本的に強い。単に福島でL1を11.3秒でまとめるだけでも高い価値があります。逃げて、直線は軽く追っただけ。鞍上は後ろを振り返る余裕がありました。それでこのラップはかなりの器。中山の4つのコーナーも問題ないでしょう。陣営も「コース替わりや距離延長は好材料」だと述べています。
前走・アイビー賞はL5が58.1秒の余力ラップ戦。スタートを決めて先頭に出ましたが、外から出してきた馬を行かせて2番手に。直線、一旦はインを狙いましたが、狭くなって外へ。内をロスなく回ったマスカレードボールに差されてしまいました。L2は11.3-11.2の加速&余力ラップ戦。1000m通過59.4秒も速めで、1.46.0の走破時計も優秀。本馬も終い止まっているどころか伸びていた訳なので、こちらも価値は高い。
2戦とも本物の内容で、川田将雅騎手に乗り替わり。東京よりも中山の方が良さそうで、ここは勝ち負けになるはずです。
△12.マジックサンズ
新馬戦は出遅れて中団から。4角での手応えが良く、上がり最速の35.3秒で差し切りました。この日は稍重の函館で、上がり35.3秒は1200mを除けば芝で最速の数字でした。芝1200mでも上がり35.2秒が2頭いただけなので、価値はかなり高いと言えるでしょう。
続く札幌2歳Sは最終週の外差し馬場。2番枠を危惧しましたが、スタートを五分に出るとすぐに外へ出しました。3.4角はかなりの外目を進出。4角ではほぼ先頭で、インをロスなく立ち回ったアルマヴェローチェをハナ差差し切りました。外差し馬場だったとはいえ、3.4角は外過ぎて、2着アルマヴェローチェがロスなく立ち回っただけに進路不利だったはず。
勝ちきったことを高く評価。差しの届くレースになれば。あとは良馬場を問題なくこなせば。
☆1.ジョバンニ
前走・京都2歳Sは出遅れ。「2完歩目でのめる」ところがあったそうです。1000m通過61.9秒のSペースで、外からクラウディアイを被せる形に。Sペース故にスタミナは残っていたはずで、直線は大外からスムーズに加速できたのも良かったか。スタートで出遅れたところはクラウディアイよりも不利でしたが、勝負どころでの動きはこちらが恵まれたという印象。ジョバンニの方が道中で位置を押し上げて長く良い脚を使っています。クラウディアイよりはジョバンニが上という見立て。
絶好の最内枠を引きました。恵まれる可能性が高く、押さえることにします。
以下は無印の馬について。
2.ショウナンマクベス
前走・百日草特別は1000m通過63.5秒の超Sペース。にもかかわらず、L2は11.4-11.4に留まりました。一応、L1は余力ラップになりますが、Sペースならもう少し後半を速くまとめて欲しかったところです。
前々走・札幌2歳Sは好発。引いてインの中団で待機。3.4角は伸びない内を突いたとはいえ、今回登録のあるマジックサンズ、レーヴドロペラ、アスクシュタインに先着を許しているようでは……。
新馬戦は好発を切って逃げ。直線は他馬に交わされそうでしたが、ギリギリ逃げ切りました。L5の58.5秒は速い水準。3.4着馬が次走で強い勝ち方をしていますが、あくまでオープン特別を勝てたレベルで、G1となると?
3.ジェットマグナム
前走・芙蓉Sはスタートを決めて2番手。1000m通過62.1秒のSペースで、その後もペースアップせず、L2を11.8-11.5の加速ラップで押し切りました。レースとしては平凡ですが、破ったレーヴドロペラは札幌2歳S5着、3着ミッキーマドンナは新馬戦でL2の11.5-11.5の持続ラップを差し切った実力馬。
前々走・札幌2歳Sは心房細動を発症。度外視。
新馬戦のL2は11.6-11.8で、勝ち時計の2.01.2は新馬戦としてはかなり優秀な時計。破ったリトルジャイアンツがその後、強い競馬を続けています。
あまり速い上がりを使える馬ではないでしょうが、先行して粘り込める展開になれば。今回は差し馬が恵まれると考えているので見送ります。
4.クラウディアイ
前走・京都2歳SはL2が11.5-11.4の加速&余力ラップ。5番枠から五分のスタートを切りましたが、やや狭くなり後方から。1000m通過61.9秒のSペース。勝負どころでジョバンニに外から被されて動けず。直線は狭いところを割って伸びてきましたが、外を通した2頭に交わされました。ジョバンニは出遅れていましたが、勝負どころでのスムーズさを考えれば、こちらも差はないでしょう。ですが、ジョバンニの方が上と評価していて、枠もジョバンニが絶好の最内枠となれば、相対的に評価は下げざるを得ません。
新馬戦はL2が11.1-11.1の持続&余力ラップ。
スタート五分で、すぐにインに潜り込みました。直線も空いたインを突いて抜け出し。2着サトノクローザーが迫ってくるともうひと伸びしました。L5は58.8秒で水準以上。
今回はジョバンニ比較で割り引きます。
5.レーヴドロペラ
前走・アイビーSはやや出負けして後方から。L4辺りから位置を押し上げて、比較的ロスなく回ってきました。直線は勝ったジェットマグナムの手応え優勢で、こちらは押して押して何とか2着。位置を押し上げた区間のラップが遅く負荷はさほどなかったはずです。
前々走・札幌2歳Sは外差し馬場。やや出負けして後方から。3角ではほぼ最後方まで下がり、4角手前から進出。5着に食い込みましたが、結果的には動けなかったのが功を奏した印象です。
展開も向きました。
新馬戦は惨敗、未勝利戦のラップは平凡で、到底買える馬だとは思えません。
7.ヤマニンブークリエ
前走・黄菊賞はL5が58.3秒で水準以上。1000m通過61.7秒のSペースで逃げましたが、残り200mで捕まると0.5秒差を付けられての2着。本馬のL5は58.8秒になる計算で、終いは12.1秒程度でしょうか。Sペースで逃げて止まったのは印象が悪い。
新馬戦はタフな馬場で、L2を11.6-11.2の加速&余力ラップで差し切りました。この時の馬場を考えるとかなり速い。本馬は終い11秒を切るか切らないかくらいで走っています。1000m通過61.5秒とペース自体は前走とさほど変わらず。
差す競馬に戻してきて、かつ、差しの決まる展開になれば理想ですが、今回、陣営は「ハナにもこだわりません。どんな競馬でもできそうな雰囲気がありますね」と述べています。展開次第ですが、ハナにこだわるタイプが少ない以上はある程度位置を取りにいきそうで。
9.アリオーンスマイル
地方馬からの転入馬。
前走・黒松賞はスタート五分。先行できそうでしたが、ペースが600m通過32.9秒の超Hペースになったことで控える形に。インをロスなく回り、それなりに脚は使っていますが、上がりは34.5秒止まり。より速い脚を使えている馬がいる以上は評価できず。また、一気の距離延長もこなせるか全くの未知数で。
10.アスクシュタイン
前々走・コスモス賞は手薄なメンバ構成に加えて、1番人気のジェットマグナムが心房細動発症のアクシデント。7馬身差の大楽勝とはいえ、勝ち時計の1.49.2は同日新馬戦よりも0.1秒速かっただけ。余力という意味ではこちらの方がありましたが、7馬身差という字面ほど評価はできない印象でした。
前走・札幌2歳Sは無印に。最終週の外差し馬場で逃げたのは不利でしたが、ちょっと終い止まり過ぎでした。
好メンバーの揃ったG1で勝負になるかは疑問で。
11.ファウストラーゼン
前走・未勝利戦は出遅れて後方から。1000m通過61.3秒は稍重を踏まえてもややSペース。インをロスなく回り、直線はインが狭く外に切り返すロスがありましたが、終いにグイッと伸びて完勝。ただ、L2は12.5-12.7と非常に掛かっていたので、他馬がバテてくれたと見るべき。
ここでは足りないでしょう。
今回はブリンカー着用で挑みますが、かなり変わらない以上は厳しくて。
13.ジュンアサヒソラ
前走の未勝利勝ちは外枠から先行。少し引いて4番手に。1000m過ぎから徐々に位置を押し上げて直線は2番手。外のピックデムッシュに並ばれるともうひと伸びして押し切りました。L2は11.5-11.4の加速&余力ラップ。鞍上は「ヨーイドンの形になるよりは、自分から動いていった方がいいと思っていました。今日はそういう形になったのが良かったです」と述べていました。1.59.9は好時計。
前々走の未勝利はスタートを決めましたが、初角まで短い中山芝1800mの外枠で位置を取れず中団から。先団を見る形で外。1000m通過は62.4秒のSペースで、L2は11.1-11.2。2番手の馬にこの速いラップでまとめられては差せません。
新馬戦はL2が11.6-11.1の加速&余力ラップ。スタートが速くなく、インの3番手に。1000m通過67.0秒の超Sペースで、その後もペースアップせず、後半2〜3Fだけの競馬。直線で3番手で、前を追いかけましたが、この速い加速ラップで差し切るだけの末脚は持ち合わせていませんでした。
鞍上が述べていた通り、早め早めの競馬をして前有利の展開になれば。
今回、そうした競馬では差されると考えて見送ります。
14.リアライズオーラム
前走・未勝利勝ちはL2が10.8-11.0という非常に速い余力ラップ。スタートを決めて先行。残り200m付近で先頭に立つとそのまま押し切りました。このレースは1000m通過が65.7秒とあまりに遅く、他馬も本馬と同じくらいの脚を使えていました。決して弱い馬ではなく、むしろ強いとは思いますが、G1で通用するかは別問題で。
16.ジュタ
新馬戦は出負けからリカバリーして好位。直線はインの2番手から少し外に出して、あとは抜け出すだけ。L2は11.3-11.5で、このメンバーに入ると平凡。買えなくて。
17.アマキヒ
新馬戦は内枠を利してハナへ。直線完全に抜け出しましたが、残り200mを切ってから2着馬が猛追。一度は交わされましたが、差し返しての勝利。L2は11.3-11.1の加速&余力ラップで、2000mということを考えれば優秀です。ただ、L5は59.0秒、L4は46.4秒と水準級。
ルメール騎手騎乗ということで過剰人気になりそうで。
18.マスカレードボール
新馬戦は特筆すべきないラップでの勝利。時計も平凡でしたが、次走・アイビーSで一変。
スタートはほぼ五分に出て3番手。直線はインをロスなく回り、外に出した2着ピコチャンブラックとは対照的な競馬。インから差し切り、最後もピコチャンブラックとの差を広げていました。
L5が58.1秒で、L2は11.3-11.2の加速&余力ラップ。レースレベルも高かったので、ここも勝負になるはず。
前走はやや折り合いを欠いており、出遅れた新馬戦も頭を上げて進みが悪くなっていました。鞍上も気性面を心配している様子。ラップ面からは2000mは持つと思いますが、気性面が邪魔をしないかがカギ。
また、大外枠もマイナス。距離ロスを防ぎたかったところでしょう。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。