<展開>
逃げたいのは、フェリシアルチア、コパノキッキング、エンゲージリング。
フェリシアルチアは、この2頭と比べてテンの脚が遅いので、内枠でも逃げるのは難しい。
エンゲージリングがスタート・テンの脚が速いが、外枠。
この枠順なら、コパノキッキングが主張していけば逃げれる。
この2頭の後ろから、フェリシアルチア、トキワ、テイエムチェロキーが追走。
<予想>
本命は、コパノキッキング
前走は、スタートから出して行ってハナを取れそうだったが、内の馬が主張してきたので、ほぼ並走の2番手から追走。
3番手以降を5馬身くらい離して直線に入ると、すぐに先頭。
そこからさらに差を広げて5馬身差の楽勝。
このレースは、2〜3F目の前で競っていたところがかなり速く、前半3F33.7秒。
それなのに極端に止まらず、早め先頭からそのまま押し切って、最速上がりの脚で57.7秒。
馬場はやや速いくらいだったので、かなり速い時計。
スタートを普通に出れば二の脚は速いので、逃げることは可能。
昇級戦になるが能力は抜けているので、スタートを失敗して内でもまれさえしなければ勝てる。
怖いのはもまれるより、あっさりハナを取ってペースを落としてしまって、相手に対応できる時計にしてしまった騎乗面のところ。
対抗は、テイエムチェロキー
前走は、押して出して行ったが、内・外から前に行かれて控えるしかなく、内の5番手から追走。
その位置で直線粘ったが7着。
負けはしたが、砂をかぶる位置での追走だし、1600万下での好走がある降級馬もいてメンバーが揃っていたので仕方ない。
今回は、去年連勝している札幌1000m。
前走の行き脚や2走前の出遅れを見てると、芝スタートだとダートの時ほど前に行けているので、去年のように前での追走はできると考えている。
また、外から前に行きそうなのはエンゲージリングだけなので、砂もかぶらずに追走ができるのもプラス。
去年と違い関西からの輸送は課題ではあるが、ここ2戦よりは間違いなく条件が良くなるので期待する。
単穴は、タマモコーラス
前走は、出脚鈍く遅れてしまったが、4番手まで上げてコーナーへ。
そこからさらに前に並びかけて行って、直線で前を追いかけたが2着。
かなり時計の出る馬場だったのに、前半3F34.8秒の前有利の流れ。
それを道中でかなり脚を使って、コーナーでも外を走って、負けて強しの内容だった。
2走前も行きっぷりが悪く、中団内から追走していたのは気になるが、3コーナーからいい脚を長く使っている。
勝ち馬が、前走と同じだけ走ると好位勢は苦しくなるので、この馬の末脚が生きる。
この3頭で勝負する!
クラシコは、能力的には見劣らないが、どう考えても1000mがいい馬ではない。
前に行って持続力を生かして好走するタイプで、中山1800mでも好走できるような馬。
前走の1150mでも前に行ききれなかったのに、さらに距離短縮の1000m。
1600〜1700mでいい走りを見せていて、1400mまでは対応していたが、さらに短い距離を使う意図が分からない。
積極的に狙う条件ではなく、この条件がベストの馬がいる中では狙えない。