PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にキラービューティ(14.7pt)、キーナンバー(13.3pt)、コスモヨハネ(11.0pt)、ベストリゾート(10.7pt)、ユメノマイホーム(10.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　しかし、今回の◎には、デビューから3戦目までに2勝をあげ、その後もクロッカスＳ、ファルコンＳとオープン級で接戦した(13)アンブロジオを推します。前走のニュージーランドＴは、大外枠で出遅れから出して行ったために厳しい展開となりましたが、実績ある芝1400ｍのこの舞台で巻き返しに期待します。3歳馬で斤量54kgと軽いのも好ましいでしょう。

　○は、昨年4月に現級勝ちの実績ある(9)エクラミレネール。近2走は距離が短く、追走一杯の6着、8着も、芝1200ｍよりもゆったりと走れる芝1400ｍならば巻き返しが期待できるでしょう。

　▲は、一昨年9月に現級勝ちの実績があり、休養明けの前々走・知多特別でも、ハイペースで逃げて勝ち馬と0.2秒差(4着)の(6)オルレアンローズ。前走の豊栄特別は14着大敗を喫して骨瘤を発症しましたが、今回は立て直されての一戦。巻き返しを期待します。

　以下特注馬として、近走充実で、前走勝って再度の同条件となる(3)キラービューティ。ただし、前走は東京芝1400ｍ戦としてはペースが遅く、展開に恵まれたのも確か。その辺を差し引いて特注馬の扱いとしました。

　あとは△に現級の上位常連馬で休養明けの前々走・秩父特別でも勝ち馬と0.2秒差(4着)の(8)コスモヨハネ。前走・葉山特別は、二走ボケで7着に凡退しましたが、休養明け3戦目の今回は巻き返しを期待します。

　他では、前が崩れた昨夏の別府特別の2着馬(5)アドマイヤスカイ。前走・天神橋特別は距離が長く7着も、芝1200ｍで差し、追い込み馬が有利の流れになれば、出番がある馬。超人気薄ですが、要警戒の馬です。

　最後に中距離からの路線変更馬(11)ベストリゾ―ド。この馬は五分のスタートを切った前走・隅田川特別(1000万下)は勝利したものの、もともとは出遅れ癖のある馬。芝1400ｍの外枠から出遅れると苦しい競馬になる可能性が高いので、一番下の評価としました。