地元の大将格ロマンチックウォリアーはこのコースで７勝２着１回。連対を外したことがない。23日の追い切りも腰周りを充実させつつ背中もしなやか。仕上がりにも文句ない。直近の３連勝はいずれも時計差なしだが、少なくとも近２走は手応えに余裕が残っていて、変わりそうにはなかった。不安要素には数えられない。
　地元の新興勢力末子ヴソヴリンは鋭い差し脚で香港ダービーを制覇。ロマンチックウォリアーやゴールデンシックスティも輩出した香港ダービーだが、前走は彼らを上回る好時計だった。一線級とは初対戦だが、世代交代を演じる可能性がある。
　プログノーシスは前走のような早め進出なら割って入る可能性も。ノースブリッジやドバイオナーが前めの立ち回りで粘り込む目は要警戒。ファイブジーパッチの差し食い込みも一考。