<予想>
◎:ディアサクセサー
直線平坦で雨の影響もあれば
○:ストリンジェンド
前走は言い訳のできる凡走
▲:カミーロ
鞍上の苦手条件なのは気になるが
△:ディキシーガンナー
気性面に問題がありそうなので
☆:ツークフォーゲル
大型馬で大外からスムーズに走れるのは歓迎
注:アポロプラネット
輸送と京都替わり課題も怖さあり
<予想詳細>
本命は、ディアサクセサー
前走の葛飾特別(2勝クラス:中山1200m)は、好位勢のすぐ後ろの7番手から追走。3コーナーに入って2列目の外に並びかけて4頭分外を走って直線へ。直線に入って伸びてきたが、坂に入って勢いが止まったところを差されて0.5秒差7着。
最後少し甘くなる馬なので、急坂の中山だとさらに京都より減速が大きくなってしまった。
今回は、プラス要素が多いことが魅力。
まず、直線平坦の京都に替わること。実績を見ると阪神でも勝っているが、逃げてラスト1F14.0秒もかかっている。京都の走りを見ると直線平坦の方がいいのは間違いない。
あと、雨が降ってくれたのも歓迎。良馬場より雨の影響のある馬場の方が、馬場の影響での減速は小さくなる。最後はどうしても甘くなる馬なので、減速する要素が少しでも減るのはプラスになる。
さらに、スムーズに走れる外枠に入って、土曜に3勝した京都歓迎の武豊騎手の継続騎乗。これだけいい条件が揃えば巻き返しを期待したくなる。かなりの混戦と考えているので、この馬を軸にして高めを期待する。
相手は、5頭選択。
ストリンジェンド
前走は、いつもより出脚が鈍くて、大外だったので押して位置を取りに行って2番手から追走。直線の加速でついて行くのがやっとで、坂で脚が鈍って0.7秒差4着。遅いペースが合わず、前半に脚を使ったことも坂での走りに影響した印象。
今回は、前走よりペースが流れそうなので、3走前のように好位内からスムーズに走れたら上位争いに加われる。
カミーロ
3走前は1400mが合わず崩れたが、短期放牧明けの2走前にかなりの良化。前走では外枠から砂を被らないところを取れて、さらにパフォーマンスを上げて好内容で勝利。
キックバックを嫌がるところがあるので、外枠に入れたのは歓迎。砂を被らない位置を早めに取れたら上位争いに加われる走りができていい。ただ、鞍上の角田大河騎手が京都ダ1200m(0.0.4.29)でサッパリなのは気になる。
ディキシーガンナー
前走は、中団で追走。コーナーでじわっと位置を上げて、2列目外まで上がって直線へ。いい脚で伸びて勢い的には差し切りそうだったが、並びかけたら脚色が同じになってアタマ差2着。
3走前のレース後で勝ったのに「能力は高いのですが、課題の多い馬なので」と川田騎手がコメントを出していた馬。7戦中6戦で単勝1倍台なのに(2.3.2.0)という結果や前走の内容を見ると、気性面に問題があるのかなと感じる。相手が揃っているので、4着以下の可能性もあると考えてここまでの評価にした。
ツークフォーゲル
前走は、前に行く馬が多くて、外枠から最内まで入れて中団やや後ろで追走。4コーナーで狭くなって一旦押さえてからの追い出し。直線で内から伸びたが0.6秒差7着。結果的に前のスペースに先に入って、狭くなる原因になった馬が勝っているので、進路を取りに行く判断の差が痛かった。
今回は、鞍上強化して大外からスムーズに走れるのは歓迎。川島信二騎手が引退したことで、団野騎手に乗り替わり。これは鞍上強化。あと、550kgある大型馬なので、外でスムーズに走れるのはプラスになる。大型馬でも休み明けは苦にしないので、いきなり好走があっていい。
アポロプラネット
前走の葛飾特別(2勝クラス:中山1200m)は、出遅れて後方2番手で追走。3コーナーに入る少し前から動き出して、中団やや後ろまで上がって直線へ。直線で大外からいい脚で伸びてきたが0.1秒差3着。出遅れたが、ベストの中山1200mの雨の影響のある馬場で好内容。
今回は、輸送があって直線平坦の京都替わりはマイナス。ただ、雨の影響のある馬場でペースも流れそうなので、直線の後半で一気に浮上してくる怖さがある。相手に入れておきたい。