阪神12R

◎13 エムズマインド
〇7 バトゥーキ
▲12 エイシンレジューム

【先行負荷大・差し負荷小】（外差しゾーン）

　中途半端に主張する内枠勢を被さるカタチで外枠先行馬が主張する入りが濃厚。確固たる逃げ馬がいないからこそ、無理に突っ込んでペースコントロールが出来ない可能性も十分考えられるので、阪神ダートらしい外スムーズの動きで差し込める馬が恵まれるレースを想定。

【評価馬】

　外スムーズの動きで押し切る競馬が見込める馬
→バトゥーキ、エイシンレジューム、エムズマインド

【軽視馬】

　内で被されてスムーズさを欠く可能性が高い馬
→ヴィヴァン、カマチョクイン

◎13 エムズマインド

　この馬が能力を出し切れたと呼べるレースは、10走前（2着）と2走前（1着）に限られている。いずれも外スムーズの動きで末脚を伸ばす立ち回りで、それ以外は内枠を引いてスムーズさを欠き、踏み遅れる結果に終わったものばかり。世代限定1勝Cで差して好走した実績を考慮すれば、能力を出し切れた時の打点の高さは評価できる。前走（10着）では、軽い京都→タフな阪神替わりで終いは末を無くしたが、今回は一度阪神を使ったことによる慣れが見込める分で、ゴールまで末脚を伸ばし切れるとみている。叩いて良化を促す荒川厩舎の中1週参戦も良い。

〇7 バトゥーキ

　2勝C通過レベルの実力を持ちながら、いろいろな側面があり1勝Cでは負けて強しの競馬を永遠に繰り返していた馬。前走（5着）でも、内でポジションを落とすだけ落として直線鬼脚を繰り出す芸当。前走比でまともに走れる状況とみているので、まともなら勝ち負けになる存在として評価。

▲12 エイシンレジューム

　未勝利で2着を繰り返していた時代に先着を許した馬の面々を見ても、2勝Cで十分通用する存在として評価してよい。外スムーズで先行して残すならこの馬になるという見立て。