波乱度☆☆☆☆（5段階評価）

WIN5候補順    12.15.13.16.1.5.4.8

ようやく条件に合ったレース名となっている。ダイワスカーレットは2000mのG1も勝っているから阪神2000mで「ダイワスカーレットC」というのはしっくりくる。今までは芝でコパノリッキーCやダート1800mのロードカナロアC、短距離のキタサンブラックCとチグハグだった。レース名と条件なんてなんでもいいのではという人もいるかもしれないがやはり納得感というのは大事だ。「南アルプスのコーヒー」という名前の天然水が売られていたら脳がバグるだろう。

ダイワスカーレットは世代ではないが噂では予々伺っている。スーパースターであることは確かだが中でも、その安定感たるや女優で例えれば長澤まさみのよう。綺麗どころはもちろんコメディエンヌとしてもその安定感は頭ひとつ抜けている。ダイワスカーレットの戦績は常に人気に支持されながら3戦目のシンザン記念で1人気2着に敗れた以外は人気を着順が下回っていないのだ。常に人気に応えるというのもスーパースターの資質として必要なのだろう。

◎ 12 シェイクユアハート

最近しつこく推しているシェイクユアハートはどうだろうか。僕には輝いて見えるがみんなにはそうでもないようで今回は2桁人気になりそうな勢いである。実はこの馬は新馬戦と比叡S以外の10戦で人気を上回る着に好走している。3番人気に2回推されたことはあるが1.2番人気は皆無。馬券内に好走したのは4.5.7.4.8.4人気である。常に人気に応えるスーパースターはカッコいいが、いつも侮られるのにそれ以上に好走してくれる健気な仔の方が貪欲な僕らにとってはありがたい存在ではないだろうか。

2.3走前は差し決着先行展開向かずも3走前には同コースで2着に好走している。4走前比叡Sは人気を下回った数少ないレースの一つだが、2.3.5着馬が後にOP入りするハイレベル戦であったことを思えばむしろ3人気4着は誇るべきだ。前日現在10人気らしいがそれ以上は間違いなく、更に馬券内好走は現実的である。

○ 15 エーデルブルーメ

こちらはどちらかというと過剰人気傾向がある人気アイドルだ。14戦の中で3人気以内が11戦を占める。それもそのはずで11戦で馬券内に好走しているのだ。安定という言葉を幼き日から聞き続けて育っていく日本人がいかにも好きそうな馬だ。前走は4着に敗れたが、初角で頭を振るほど折り合い欠いていて、更にペース上がるところで外回すロスの大きい競馬。人気以上に好走するかはさておき圏内に好走してくる可能性は高そうだ。