◎コパノサントスは約五か月ぶりのレース。休養明けで仕上がり具合が気になるところだが、中間坂路五本CW一本時計を出され、先週は坂路稍重一杯51秒6の好時計。以前には坂路良一杯50秒5を出しているほど稽古駆けする馬で、今回の時計からも態勢は整ったと見て良いのでは。近二走は2600、2400mに距離を延ばしての2着、1着で2200mは若干距離が短いような気もするが、未勝利時代にこの距離でも2着、3着があり対応できない範囲ではない。前走道悪で勝利と言うのも、雨の影響がある日曜日中京コースを走るのには好材料。前走で負かしたティムールは善戦マンで1勝クラスを勝ちきれていないが、二走前1勝クラスハナ差2着時の勝ち馬ウインルーティンはその後2勝クラスを連勝で突破、格上挑戦で挑んだ万葉S2着。その馬とタイム差なしハナ差(3着には5馬身0.8秒差のマッチレース)の競馬を出来たのだから◎も力はある。前走馬券内は未勝利でありながら1勝クラスを勝ちきった◎だけで、他は頼りない競馬が続いている馬が多く、対戦相手には恵まれたと言える。
相手軸としては展開利がありそうな馬と力の要る馬場が向くダート好走歴がある馬から。