◎2.カズタンジャー
実力最上位は明らか。
1800ｍでも1900ｍでも持ち時計上位独占で、さすがに地力が違います。
テンが遅いのだけが弱点ですが、前走は川田騎手が乗って位置を取りました。結果的にそれが裏目に出たという印象ですが、馬券を外すことはないでしょう。
引き続き川田騎手鞍上。
今回も位置を取りすぎたり、芝路線の馬が想定以上に強かったり、取りこぼすことはあるかもしれませんが、馬券内は堅い。
初角までの距離が長いコースのため、枠順の有利不利はあまり出ませんが、外を回すロスが響きやすい中京ダートなので内枠はベター。
堅軸でしょう。

○1.レオボヌール
こちらも最内枠はベター。
中京ダートは先週、雨の影響を受けていても時計が掛かっていました。スローが多くて前が残るレースも目立ちましたが、基本的に差しは利きやすいと考えて良いでしょう。
行き脚の付かないレオボヌールですが、前走は出ムチを入れてそこまで離されない位置で競馬ができました。緩んだところでは一気に差もなくなり、チャンスもありそうな気配でしたが、外の馬たちが強くて及ばず。6着ですが、水準級には走っています。
前々走は初角を曲がれない馬がいて、その外にいたために大きく外に振られました。致命的な不利だったと言えます。上がり5位タイの脚を使って伸びてはいました。
3走前は4角で好位まで進出して、馬券内もありそうな気配でした。前を交わせず、後ろから交わされてしまいましたが、5着ならまずまず。
まずまずの競馬でも馬券になりそうなメンバー構成なので、ここは最内枠にも期待して相手とします。

他。
7.カゼノランナー：母がダート馬で、キズナ産駒の全兄ヴィゴーレはダートで2勝クラスを勝っています。500キロ超えと馬格があるのでこなせる担保はありますが、初ダートの馬は回収率が取りにくく嫌いたい。距離延長になるのも不安で、中京ダートは1800ｍから1900ｍに延びると一気に差しが利きやすくなります。
10.ロイドール：母はディープインパクト産駒の芝馬。父レイデオロはダートも走りますが、勝率は芝の方が良い種牡馬。馬格があるのでこなせても良さそうですが、2戦ともアオっているのも不安で。
12.ショウナンハルク：前走はL4が50.0秒の余力ラップ戦。1.9秒離されたとはいえ、水準級の時計で走っています。前々走はレオボヌールが大きな不利を受けたレース。上がり38.6秒の4着で、レオボヌールの38.7秒・9着よりも上ですが、大きな不利を受けた馬とこの程度の差なら、不利を受けた馬を買いたいところ。枠としても内枠の方が良いでしょう。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。