◎ミスタージーティーの前走・共同通信杯（７着）は特殊な超スローペースも響きましたが、ホープフルＳが結構厳しい競馬になった上に関東輸送が続き、レース前のテンションが高かったのも響いた印象です。報じられている通り、先週びっしり追って、今週はソフトな調整。ただ、そのソフトな追い切りの中にも弾むようなリズミカルな走りで、動きが際立っていました。まだ、上を望める出来。今回のメンバーで力を出し切れば、決め手の違いで突破できるとみました。
　強敵はキープカルム、前走・つばき賞（２着）は１分46秒９の好時計。京都２歳Ｓ（５着）はシンエンペラーと０秒１紗。本質的な爆発力はミスターに劣るかもしれませんが、堅実な立ち回りはやはり脅威。
　高額馬ホウオウプロサンゲは、すみれＳ（７着）が不利もありましたが、久々で道中集中しきれていない面もありました。アイビーＳのように逃げてしまえば「内＆前優位」の馬場からも注意。
　オルトパラティウムは新馬を勝ったばかりで辛いですが、潜在能力はかなり。
　穴っぽいのはミラキュラスドラマ。エリカ賞は連戦の疲れからかゲートから精彩を欠きましたが、立て直した効果が出れば、勝ち負けまではともかく、十分に馬券圏内に。