◎ウインマーベルは「アイルハヴアナザー×フジキセキ」。この組み合わせはラストコーズ≒ミリセント４×５が生じるためか相性良好。これまでに１２頭出走して８頭が勝ち上がり、連対率３１．７％、１走あたりの賞金額４４０万円という好成績を挙げている。アイルハヴアナザー産駒全体は連対率１３．７％、１走あたり１１６万円なので明確なニックスといえる。今回と同じ阪神芝１４００ｍで行われた阪神Ｃ（Ｇ２）を快勝しており、コース適性は抜群。雨により馬場状態が悪化しているが、４走前、重馬場で大敗したキーンランドＣ（Ｇ３）は、スタート直後に進路が狭くなり、後方に下がったことが敗因。不良馬場で１０着と敗れた６走前の高松宮記念（Ｇ１）は、大外枠でタメが作れなかったことが痛かった。パワー型のアイルハヴアナザー産駒であり、道悪がダメというわけではない。このメンバー構成なら勝ち負けに持ち込めるだろう。