◎2.ダブルジョーク
先行タイプの少ない一戦で、先行できる馬から。
ダブルジョークはかなり評価している馬で、未勝利2着時の勝ち馬はキリンジ（オープン）、3着はサンライズグルーヴ（3勝クラス）でした。
未勝利を勝った時の2着馬はミスティックロア（3勝クラス）。
1勝クラス勝ちは大幅馬体増で、反応が鈍くギリギリ凌ぎましたが、今思うと2着オソルノも2勝クラスで即3着した強い馬でした。
前々走はハイペースに巻き込まれる形に。
前走は本質的に1800ｍは長そうで、今回の距離短縮には大きく期待しています。
問題は、陣営が「息遣いがひと息。この感じだと、1回使った方がいいかな」と弱気なこと。ただ、入念に乗り込んでおり、水準以上の時計は出ています。
3走前も休み明けの大幅馬体重で何だかんだ勝ったので、距離短縮が向くであろう今回、いきなり狙ってみます。

○14.コンクエスト
前走がスローペースを先行する形に。
ペースが遅くて前を捉えきれませんでしたが、L2は11.8-12.3の余力ラップ戦で、36.0秒の上がりでアウグストを競り落とした点は評価できます。
前々走もやや緩めで前の残る展開に。
スタートひと息で位置を悪くした分の差でしょうか。
去勢した4走前からはずっと安定して走っており、クラス突破も間近でしょう。

▲13.ライツフォル
前走はハイペースを早めに追いかける苦しい展開ながら、ハナ差2着まで粘る好内容。
L2は13.1-13.7と完全に失速していますが、それまでのラップは1400ｍだと言っても驚かない程です。
このハイラップを先行して粘れるのなら、1400ｍで更に期待が膨らみます。

△10.アウグスト
前走は2番手からコンクエストに差されているので格好は良くありませんが、元々、速い上がりは使えないタイプの馬。
36.5秒はダートで過去最速の上がりになります。
ペース次第では粘り込めて不思議のない馬で、コンクエストよりも位置を取りつつ、もう少し上がりが掛かる競馬にできれば。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。