勝負気配濃厚

08 サリエラ 東京・ルメール騎手・調教美南 Ｗ4F51秒台

サリエラはディープ×サロミナという超良血馬。体質の弱さがあり、明け5歳ながら、まだキャリア7戦。今回も3カ月の休み明けとなるが、この中間はいつも以上に調教の質・量ともに充実、先週、今週と美浦ウッドでラスト1F11秒2の好タイムをマークしている。前2走とはデキが違うと見てよい。体調さえ整っていれば、優に重賞級の力の持ち主。目黒記念のレースぶりを見る限り、距離延長も問題ない可能性が高い。ルメール騎手騎乗も勝負がかりの証。中心に推す。

テーオーロイヤルは長距離実績では一枚抜けた存在。一昨年はこのダイヤモンドSを快勝した。今年は58.5キロのトップハンデだが、58キロの天皇賞春で3着だから、充分にこなせる斤量。調教の動きはまだ、全盛期には及ばないものの、そんな状態でも前走、ステイヤーズSでは上がり最速で2着。今回も普通に走れば好勝負になる。対抗に推す。

ワープスピードは前走、ステイヤーズSで4着。2着テーオーロイヤルとは0秒3差だった。ステイヤーズSではテーオーロイヤルと57キロで同斤量だったのが、今回は56キロ⇔58.5キロと2.5キロに広がった。単純な計算なら、逆転も可能。東京実績もある。3番手に推す。

ニシノレヴナントは芝2400〜2500mで6戦4勝3着1回。まだ底を見せていない。今回は試金石となるが、調教では美浦ウッドでラスト1F11秒4をマークし、ますます充実。ハンデ55キロも魅力。4番手に推す。

休み明けの前々走、東京芝2500mのアルゼンチン共和国杯で0秒4差の6着に追い込んだハーツイストオワール、昨年の2着馬ヒュミドールが押さえ。