波乱度☆☆☆☆（5段階評価）

WIN5候補順    14.15.8.4.13.1.2.11

バレンタインという行事に胸を高鳴らせることがなくなってから久しい。女性が男性にチョコを贈るという文化は日本発祥でチョコレート業界のマーケティングに踊らされているだけであることは周知の事実としても僕はそこまで反バレンタインではない。

事実として胸を高鳴らせた時代はあったし、毎度のように期待以上の結果を得られることはなかった。

思い出されるのは小学4年生のバレンタイン。チョコを渡されるのが恥ずかしくて受け取れないままに下校した。諦めきれない同級生が夜な夜なうちまで来て渡してくれたがその時の勇気を想像すると自分の不甲斐なさに涙が出てくる。彼女は学年で1番人気があったし、1番足が速くて1番頭が良かった。なんでこんな話が面白いだけの凡人たる僕にチョコを渡そうとしてくれたのかは20年経っても謎のままだが不可思議なことは日常にいくらでも転がっている。

◎ 14 レッドヴェイロン

このレッドヴェイロンの人気がないのも不思議な事象の一つである。前走は確かに展開は向いたがダート短距離OPでは上位のアルファマムにあわや勝利しようかという着差。掛け値なしに強い内容だった。ペースが流れれば、という枕詞を忘れていた。そして今回のメンバーを眺めるとどうにも激流は避けられそうにない。アルファマムがいたらどんな人気だろうか。そもそも当馬はNHKマイルで3着好走もある素質馬。9歳にはなったが現状衰えは見られずあの頃の甘酸っぱい気持ちを思い出して激走するに違いない。

○ 15 ハチメンロッピ

ヴェイロンのお友達はこの馬。前走の時計は強調するほどでもないが前残りの中を最後方付近からごぼう抜きにしてみせた。馬体を増やしながら好走しておりまさに本格化。昇級戦にはなるが展開は前走以上に向きそうでいきなりの勝利も絵に描いた餅ではない。

▲ 8 エルバリオ

プロキオンでは3着とタイム差なしの4着に好走してOPならばと期待された近2走は見せ場なし。とはいえオータムリーフは調整ミスで前走は展開不利があった。脚抜きの良い馬場がベターである可能性は大いにあるが人気落ちであれば引き続き狙っても良いと判断。馬群を割れる強みが活きるのはHペースの内枠だろう。

穴 13 サクセスローレル

2走前の勝ち時計は歴代最速。OPでもどこかで馬券になると思っておりそれが今回ではないと言い切れない限り買う。